第5話委員会

その日の六時間目担任の先生の江藤由紀子からこんな言葉が発せられた

「はい、じゃあね、委員長やその他委員の人を決めていきたいと思います」

oh my good

クラスのだれもがそう思ったに違いない、うん、違いない

「はい、じゃあ、委員長やりたい人男子一名女子一名です」

シーン

まあそりゃそうだ誰が好き好んで一番面倒くさそうなことをやりたがるんだ

そうして委員長が空席のままほかの委員が埋められていった

「はい、じゃあ、図書委員やりたい人男子一名女子一名です」

どのみちどこかの委員に入らないといけないんだじゃあ楽そうな図書委員にしよう

そう思い手を挙げた

「じゃあ男子は神村君で決定ですね女子は誰かいませんか?」

まあそりゃこんな俺と同じ委員なんて地獄だろうし誰もいないだろう

そう思っていると

「じゃあ、わたしやろうかな」

そう隣から声がした

有明春奈だった

oh my good

こんなことだったら立候補するんじゃなかった



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