ミステリー(仮)

富士蜜柑

第1話

*最初に言っておきます。

これはかーなーり駄作です。

せめてもの謝罪で、遊び心を入れるので、探してみてください。

ただし、あほみたいに低レベルなため期待しないでください。


「あそこか、久しぶりだな」

五十鈴氏は山にあるとある別荘へ来ていた。

兎一匹いないこの山へ。

エコさのかけらもないこのログハウスへ。

「お礼はたっぷりもらうからな」

彼はそう言って、山道をずんずん進んでいった。


木こりが置いて行ったと思われる、斧が別荘の庭にある切り株に刺さっている。

栗の木だろうか。

今朝方テレビで見たものと似ている。

「腰痛めそうだから抜くのはやめるか」

颯爽と諦めをつけ、くだんの別荘の中へ入って行った。


「しかし、なくしものを探せって言われてもねぇ」

すぐに仕事モードへと入る五十鈴氏。

性格は至って真面目なのである。

「それじゃぁ仕事しやすか」


タンスの中。

チーク調の椅子。

釣り小道具。

天井裏。

どこだろうと、調べ尽くした。


「なんもねぇ…」

にっちもさっちもいかなくなったのか、椅子に深く腰掛け、休憩する。

「ぬさもとりあえず手向山、てか」

ネットで齧っただけの短歌の一節をぼやく。

脳は大分疲弊しているようだった。


「はぁ〜。どこにあんだよ、『びっくり箱の中に入っている食べ物』って」

酷く彼は頭が固かった。

不思議なほどに言葉遊びなどが苦手だった。

「へんだよなぁ。びっくり箱なんてないし、謎かけとかかなぁ」

ほけきょ。

窓の外で鶯が鳴いている。

実でも食べに来たのだろうか。

紫色の雲が流れていく。

明確な答えが未だわからないでいた。

「もう無理かなぁ」


闇夜があたりを覆う。

ゆっくりとした時間が流れる。

「ヨルも意地悪だよなぁ。俺が探偵だからって別荘に物探しを頼むだなんて」

来年6歳になる娘の名が夜子である。

「理解できなかった、じゃだめかな」

留守対応されそうだ。

「れっきとした、誰でもわかるものつってもなぁ」

路頭に迷いかけていた。


「わ、いてぇ!」

「をいおい」

「ん?これ答えか」


椅子の上に落ちていたのは栗だった。

「あ」

全てを理解した五十鈴氏。

「答え栗か。簡単じゃん」

今から考えればいくつかヒントは庭に散りばめられていた。

「持って帰ってやるか」

彼は家へと戻って行った。



ていうストーリーどうでしょう。

ゴミですね。

やばい。

何もストーリー性ない。

ホラーもミステリーも書いたことないやつが、しかも初めて書くのが短編。

こうなります。

やめたほうがいいね。

あと、250文字もある…。


あ、そういえば。

流石にわかりましたよね?遊び心。

そう。

面白いかなと思って、文章の書きはじめを全て50音用いてみました。

大変だね、これ。

書く内容縛られるし、ワ行とかまじやばかった。

維新先生こういうこと普通にやれるからほんとすごい。

尊敬でしかないです。

と言うあたりでそろそろ字数超えられそうなので終わります。

こんなにつまらない駄作に目を通していただいて、ありがとうございました。

次の短編はしっかり書く予定です。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

ミステリー(仮) 富士蜜柑 @fujimikan

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

同じコレクションの次の小説