第47話(急募)転職を本気で考えた方が良いのだろうか?どうしてこうも人のやる気をそぐことに関しては一流なのだろうか

ええ。

誰のことかと申しますと、まぁ、チーフと社長ですよね。


世の中、なんやかんやとデータ管理の方法が変わる昨今。

ええ。うちでもシフトの登録方法が変わるとかで。

ええ。その説明会が本日の14時からあると言ことが、本日の10時ごろ、社内ラインに流されておりまして。


ええ。こういってはなんですが、店内スマホは持ち込み禁止なんですよ。

ええ。お判りいただけますでしょうか?

当日のことを、見ることのできないスマホに午前中流すって言うね。


それを、別部門のチーフさんが、それこそたまたま目にして教えに来てくれたんですよ。


と言うのも、その説明会。店長や各部門のチーフが参加しろ。と言う風に書いてあるんですよ。

ええ。実はシフト登録と言うものは、これまで、前任のチーフは自分で。

今のチーフになってからは事務の方が代わりに打ち込んでくれていたんですが……


どうしたところで、チーフさんには無理じゃないか? と心配したその方が、一緒に行こうというお誘いをしてくれたのですが、一応本人にも聞いてみるということで、チーフに、社内ライン来てるから一応見て来て。


と伝えまして。サービスカウンターを抜けさせて確かめに行かせたんですよ。

で、帰って来たときの開口一番の台詞がこちら。


「あ、今日と明日2回あるみたいだから、とりあえず今日は橘さん出てね」

「――ということは、チーフも説明会に出るの?」

「え? だって、二人で覚えておいてもいいもんじゃないの?」

「いや。それはそれでいいんだけど、覚えるってことは基本的にチーフが登録作業するってことでいいんだよね?」

「え?」

「え?」

「なんで私が?」

「いや。だって、毎朝使うはずのトランシーバーに電源入れることも忘れるのに、月に一回の作業を基本的に私に任せておいて、何か私ができないときに当たり前のようにやれるだけちゃんと覚えていられる自信があるからこそ、『覚えておいてもいいんじゃない?』って言ったんだよね?」


まぁ、私の言い方も煽り気味だったことは否定しませんが。

本当に、2年間ほぼ毎日繰り返し行う作業も、未だにちゃんとやり切れず、注意すれば『また忘れてた~(てへ)』みたいに体くねらせながら軽い調子でのたまわれ続けている私には、その軽い発言が癇に障ったんですよ。


そしたらチーフ。

「だったら橘さんが聞いて来ればいいよ」

「いや、聞く分には聞くけど。チーフが対象のものだから、明日本気で出なければと思うなら、今からでも明日のシフト調整すればいいよ」

「そんなこと言われても、明日は明日の状況見てから」


と、あっさり手の平を返す始末。


でも、実際説明会に出ると、チーフのIDだけがシフト作成の権限を持つって言うことが判明。あ~こりゃ、チーフやらなきゃマズいわ。


と思ったのですが、説明会に参加したほぼ全員が、「レジチーフには無理だろ」と疑問を口にしまして、私までアクセス権限を持たされてしまいました。


ですが、ですがです。

さしあたって、今月分のシフト作成を試しに今月中に作れというお達しが。


ええ。普段でも人手不足でサービスカウンター業務を一人でこなすのに、日中なんてやってられるかと。


故に、19時過ぎにシフト入力をするために、専用のパソコン部屋に行って、ポチポチしていたんです。閉店20分前ですかね。何かあったらすぐに戻るからと、トランシーバーもって。で、一回呼び戻されて、また作業に戻っていたんですよ。


そしたら、その部屋に隣接している事務所から社長登場。そして、言われました。


「橘さん。この時間店内空いてるんだから、こんなところに居ないで、店番して」

「いや、サービスカウンターにはちゃんと人いますけど?」

「そうじゃなくて、やるなっていってるんだから、戻れ」


……………………………………

……………………………………


日中忙しいし、休憩明けからは、両替に回ったり、とある締め作業があったり、精算やったりと、一人でこなさないといけないせいで、とてもじゃないけれどサービスカウンターを無人にできないからこそ、お客さんの少なくなる閉店30分前に少しでも作業をこなそうとやっている人間に対してこの言葉。


自分に逆らうたかがパートが目障りなことは100も承知ですがね。

行き当たりばったりの無駄なことばかりしている人間に、とやかく言われたくはないんですよ。


そもそも、説明会のときですら、頭の足りなさを露呈するような愚かしい発言を繰り返し、出席していた面々に「本気でここで働いているの恥ずかしいんだけど」と言われている経営者様。ど素人でも分かる矛盾や問題点に何故気付かないのか。気付いていてあえて知らない振りをしているのか。


片や、面倒くさいものは他人がやればいいのに、どうして私がやらなければならないの? 責任あることなんて真っ平なんだけど、全部あなたがやればいいのに。と言う言動を隠しもしないチーフと。


そんなチーフの後始末とフォローと代役をしつつ、他部門との連絡を取り、仕事に支障が出ないように時間の隙をついてやってるにも拘らず、視界に入るといちゃもん付けて来るくせに、変なところでは私以外の人間に仕事を振ろうとしない社長。


家族経営の社長って、どこもこんな情けない様を曝け出しているものなのでしょうか?


こちら、残業アリきのシフトでもって、お給料頂いております。

その代わり、社長一家のおひざ元にない部門故にボーナスもなければ、長年勤めても付加給も安いまま。と言うか、むしろ下げられ。土日祝日も時給は上がらず、ましてや休日出勤になっても休日出勤扱いにはならないので手当ても貰えず。労働基準法を無視した連勤もこなしているというにも拘らず、どうしてそう言うことを言われないといけないのかと、つくづく本当に思うこの頃。


ほぼ最低賃金の田舎なんですけれどね。

家から近いから通っているだけなんですけどね。


そんな中、帰って来た健康診断の結果がですね、ええ。酷いもので。

どうしてこんな数値が出たのかと原因を探したら。

ええ、そうなる原因が羅列されてもどれも当てはまらず。

唯一当てはまりそうなものは、年齢と運動不足とストレス……


去年亡くなったサブチーフの妹さんは、私まで中って危ない目に遭うんじゃないかって心配し、社員の一部の中でもそうやって心配して声を掛けてくれる人が出る始末。


人が減って難しい中でも、なんとかやりくりして仕事こなしている一部の社員さんたちも遠い眼をして溜め息ばかり。


ほとほと虚しい。

頼むから、本当の仕事以外のことで心を煩わせないで欲しい……


棚上げが上手で棚卸をおろそかにする人たちとの仕事は、本当に苦痛です。


だからこそ、昔のようにそのフラストレーションを物語に叩き落して爽快感漂う物語を書きたい!! 復活したい!!


と思いながら、ちまちまとコンテスト用の物語を書いております。

連勤の折り返しまではまだまだ。脳梗塞やら心筋梗塞やら動脈硬化に陥らないように気を付けます。とりあえず、ストレス発散法を早急に知りたいです!!


誰か! 誰か! おすすめのストレス発散法をお持ちの方! 降りましたら是非コメントに一言お願いいたします!!(ノД`)・゜・。 

(笑)


とりあえず、ここにぶちまけることが一つの発散法となっておりますので、毎度のお目汚しお許しください。ここに書くことで2割ほどは発散されます。

応援いただけると更に1割心が軽くなり、コメント書いてもらえると、半分ほどなくなります(笑)

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