第35話(愚痴とご報告)やり遂げました十日勤務!!
やっと、やっと、終わりました。
未だかつてない程に少ない人数で。
未だかつてあり得なかった様々なトラブルに見舞われ。
未だかつてあり得なかった線状降水帯が居座り、まさかの川の氾濫が起きかねない事態にも見舞われたお盆の長時間労働勤務が、今日! 終わりました。
なので、ぶちまけたいのです。
ええ。いつも覗いてくださる皆々様におきましては察しがついていらっしゃるかと思いますが、まずは、ざっとお店トラブルと言うか、ウチの《お嬢様》(既にチーフと呼ぶのも馬鹿らしくなりましたあの方です)の名言の数々をご紹介。
まずもって、去年もその前の年から比べて二人減ったお盆でした。減った内の一人はもとチーフです。ええ。お陰で戦力が激減したということは去年書いておりました。
ですが、今年は更に一人辞めておりまして、過去最低の人数で回さなければならなかったんですね。
でも、流石に去年あれだけ言ったから、何かしら学習しているだろうと思っていたのですが、新しいシフトが出来たときの朝礼での一言。口調は笑いを含みながら、
「今年は更に去年から一人減りましたので、皆さんすみませんがロングパートの方のお休みは五回となります。そして、お盆のシフトですが、アルバイトが入ることを前提として作っていますので、よろしくお願いいたします」
はい。ここでご注目頂きたいのは、『休みが五回』……と言うところではないのです。これは、今より人数が六人多い時でもそうでした。その上で、アルバイトさん三人に、レジ応援を頼んでも、下手すると三十分休憩しか取れない年もあったので、ぶっちゃけ誰もが、それぐらいのことになるだろうなァ。とは思っていたので、うんざりはしても、仕方がないという気持ちではあったのです。
問題は、『アルバイトが入ることを前提として作っていますので』の部分なんです。
当方。ハッキリ言ってアルバイトに来る人数も減っておりまして、一人はいればいい方と言う部門が多い中。シフトを作る人間がこんな楽観的でいいわけがありません。
私は去年言いました。「去年より人が減って戦力が激減してるのに、どうして去年より楽なシフトになってるの? 確かにコロナの影響でお客さん来ないけど、それでも去年よりは出歩くかもしれないってことはニュースとか見てれば解かるでしょ? おととしまでレジ自分で入ってて忘れたの? どうしてこの時間に普通にレジ締められると思ってるの? あのね? シフトは最悪の事態を想定して作らないとダメだって予め言ってたよね? その上でアルバイトが入って楽になるんなら皆『ラッキー』って思うけど、楽なシフトだと思ったら急遽きつくされる方が迷惑だし不愉快な思いをするから辞めてって言ったのに、本当にこれで回ると思うの? 自分で六時に帰った後のこと何一つ聞いても来ないから想像もつかないかもしれないけど、残されてる人の負担を考えたらどうなの?」と。
それなのに、結局楽観的な思惑の元、作ったシフト。
ですが、残念ながら一人としてレジにはアルバイトさん入りませんでした。
それが発覚したのは一週間前。
本来であれば、その時点で思惑が外れたのですから手直しなり、レジ応援を頼まなければならないはずなのに、この《お嬢様》、一切他の部門にも店長にも人事担当の人にも相談しなかった。
結果、散々なシフトでした。
少なくとも、去年より仕事ができるようになっていれば問題はありません。ですが、なんだかんだと逃げの一手に回っていた《お嬢様》は仕事の速度が全く変わっていないどころか、コミュニケーションもとらないために仕事の流れを全く把握していなかったため、全然戦力にならない。結果、最も楽な場所に避難してサービスカウンターの仕事を放棄しました。
チーフでありながら、サービスカウンターの仕事を放棄し、レジの様子を見るでもなく指示を出すでもなく。シフトを変更するでもなくすべてこちらに丸投げし、他人の負担が増すことに関しては知らん顔。でも、自分の負担が増すことは嫌だと全身で主張していなくなる。
サービスカウンター内の私たち激怒。
正直、今年のお盆は土日に掛かっているため、Uターンラッシュの想像がつかなかったのはつかなかったのですが、大体15日から16日が荷物のピークで、荷造りやらなにやらてんてこ舞いになるのですが、そのシフトがサービスカウンター二人。
やれるかアホ(激怒)
ですよ。無理なんです。完全に。それなのに、更に明日のシフトを見て私たちは言葉を失いました。なんと、サービスカウンターが一人だけ。
本来自分も入っていないといけないのに、人がいないことを理由にセルフレジに入ると言う暴挙に。
故に、これはいかんと説教です。そしたら《お嬢様》が言いました。
「橘さん。ここでそうやっていうのやめてくれる? お客さんとかに怒ってるのが聞こえるんだけど」
だったら、奥に来て。と言えば、
「そんな時間の無駄になることはしません。迷惑です」
馬鹿かこいつ……と思った私。
「自分が怒られることに関してはそこまで敏感になれるのに、どうして自分の作ったいい加減なシフトでレジの人やサビカンの人に迷惑かけていることに関しては申し訳なさの欠片も見せられないの? 去年私言ったよね? きついシフトを組まれていれば、楽になったときホッとするけど、逆は不快感与えるだけだって」
すると《お嬢様》
「これだけの人数しかいないから、いい加減休みも入れないといけないし、そうしたら人が少なくなるし、どうしようもないんだから仕方がないでしょ!」
と逆切れ。
だから私は言いました。
「仕方がないじゃないでしょ? そもそもにして、アルバイトが入ること前提でシフトを作るのが問題でしょ? レジ員の人数が少ないのはチーフの所為じゃない。その中でシフトを作らないといけない苦労は解ってるでも、だからこそ、アルバイトが入らないこと前提でシフトを作って、足りない分をどうしようかって話を相談する成りなんなりしないといけないんじゃなかったの? 掲示板にも貼ってたでしょ? レジ応援に関する内容のこと。読んでおけって言ったのに結局読んでなかったの?」
「だって、どこも人手不足だから貸してくれないと思ったから……」
「思うのは勝手だよ。でも、前もって相談していれば、一時間でも三十分でも貸してくれる部門あったかもしれないでしょ? 店長なり人事の人なり直接他の部門なり、私が嫌でももう一人のサブチーフに相談することだってできたはずでしょ? どうしてしなかったの? 一人で補えるはずないでしょ?」
「それは、そこまで私が頭回らなかったから……」
「回らないのわかってるから事前に忠告してるのに、どうしてそうも毎度毎度人の忠告蔑ろにして、結局間に合わせのものばっかり作るの? そんな風に作るなら作るで一番苦労するのは自分じゃないといけないんじゃないの? 前任者は、他人に頭を下げるのが嫌だから、意地になって一人でなんだかんだやってたけど、それだけのことが出来ないで、周りにいつもフォローしてもらっている状態を脱出できない状態で、指摘されたら逆切れ。しかも、喋られるのが嫌だからって簡単に「向いてないから辞める」とかって口にして。なんでそんなに他人に相談持ちかけたり聞いたり助けを求めたりできないの?
言わなくてもやってくれるのは身内だけ。ここには身内はいないんだから、ちゃんと口に出して頼まないとダメじゃないの?」
実際、《お嬢様》。繁忙期は特設レジを設置するのですが、何をトチ狂ったか、誰にも何も言わずに自分でやると言ったらしく、でも、何をどう設置するのか、どこから資材を持って来るのか分からなかったらしく、それを一緒にいた人に呟いたところ、その人に「橘さんに聞いて来ればいいんじゃない? 初めてだから分からないって」と言われたものの、なんだかんだと言い訳を口にして、埒が明かないからと、その人が私のところに聞きに来たんですね。で、私本人に言いました。
「自分でやると決めたなら、自分でちゃんと聞きにきたらどうなの? と言うか、そもそもにして、チーフのディスクのこの引き出しのここに、見取り図と何を何個使うかの紙入れてるって、過去に三回も説明したし見せてもいたのに、そんなにどうでもいいこととして処理してたのですか?」と嫌味の一つも言いたくなるもので。
その後、ちょっと重いテーブルを、店長に頼んで運んでもらったらしいのですが。
問題は今日。その撤去作業があったのですが、四時には撤去するから、人手が足りなかったら声かけてくれればいいから。と店長の言葉を、私ともう一人のサブチーフが《お嬢様》に伝えたのですが、《お嬢様》。準備するときに手伝ってくれたから、そのテーブルを閉まっている部屋の前の廊下に出しておけば店長が勝手にしまってくれると思ったのでしょう。通路に置きっぱなしにしていたのです。結果、店長は店長でテーブルをしまう部屋の鍵を渡しておいてと置いていきました。挙句、事務所の人にさっさと片付けてカギを返してくださいと叱られる始末。
これだって、初めにやってくれたから当然やってくれるだろうと言う驕りが招いた出来事です。【お願いします】の一言がなかったのですから。言えばやってくれると言っているのに、決して自分から頭を下げに行くことをしない気位の高い《お嬢様》。その上、《つまみ食い》の達人。自分のやりたいこととやれることだけつまみ食いのようにやり、後は放置。気が付いた人、気になった人、放っておけなくなった人がやるでしょとばかりに放置。それを指摘すると、膨れる。モノを投げる。注意されるのは嫌。大変な思いをするのも嫌。責任を負うのも嫌。でも、他人が自分の代わりをするのは当然とでも言わんばかりの態度。
本人はそのつもりがないのかもしれませんが、そうだとしたら損している性格です。
挙句に、作業日誌と言うものを書くのですが、それは誰もが視ることが切るのですが、私、去年の日誌を見ました。
正直、子供の感想のようなモノでした。こんなもんでいいのかよ、おい。店長と思わず心の中で突っ込みを入れる始末。
ですが、その内容の薄さよりも腹が立ったというか見下げ果てたのは、他人のしたことをさも自分がやったかのように書き綴る文言の数々です。
自分は全く関わろうとしなかった出来事を上げて、まるで自分が解決したかのように書かれている日誌の内容もそうですが、自分ではやりもしないのに、「こうして言った方が良いと思った」「こうして行くべきだ」と断言して書いておきながら、その実一年間何もして来なかった事実の数々。
私たちが視ないことを前提としているからこそ書ける、上司たちに好印象を与える文言の数々は、見なければ良かったと心から思いました。
止めが上記の出来事ですよ。
その前の日は他の部門がやらかしたことをフォロー。
その前の日はまさかのたばこの自販機がエラーを起こし、その解除にてんてこ舞い。
精算トラブルやら、精算機トラブルやら、クレジットのエラーやら、レジが開かなくなっただのなんだのエトセトラ。
あっちやこっちで起こる数多のトラブルに駆け回ったお盆。
それに関する日誌のメモ書きを目撃した私は血管切れるかと思いました。
何一つ関わろうとせず、無視を決め込んでおきながら、なんだこれ。自分が指示を出して対処したと言わんばかりの書き方は……と。馬鹿らしくなりましたね。
その上で、未だかつてない雨量。
コレ、川氾濫したら、私のところ避難所ないんだよねぇ。
二階に逃げるしかないけど、家古いから一回攫われたら沈むしかないなァ。
と言うわけで、翌日ラインしなかったら私死んでるから。と、一応友人に連絡して置いたら心配されたりしましたが、家はなんとか氾濫せずに済みましたが、同僚さんの方は床上浸水の被害が出たり、そもそも家の傍に避難所があるのに、家に帰るまでのあらゆる道路が寸断されて家に帰れず、他の従業員さんの家に泊まると言う、お盆どころではない体験をしたりと、今年も波瀾万丈な十日間でした。
皆さん?前も書きましたが【お願いします】と【ありがとう】と【ごめんなさい】は人間関係や仕事をスムーズに回す潤滑油ですよ? その一言がないくせに、上から口調とかでしゃべったら人望なんてあっという間になくなって、ますますコミュニケーション取れなくなりますからね。
叱られるなら叱られるなりのことがあるんです。叱られたくないなら叱られたことを少しでもできるようになるべきです。誰に話してもそれは理不尽なことだ!!と言う内容は、叱ってるつもりの方に非があると思います。ですが、『こんなこと言われた!!」と相談した時に、それは言ってるあっちが悪い! と言う即座な反応がない時は、言われる原因も一理あるということですから、一度ちゃんと自分を振り返ってみましょうね。私は二度と叱られて堪るか(怒)の精神で仕事を覚えた口です。
だとしても、皆が皆、同じだとは私も思っていません。
ただ、調子こいて他人の手柄や努力を自分のことのように語るのは辞めましょうね。人望も信用も無くしますし、他人のことを考えていない人間のことを、他人が考えてくれるわけがないということもよくよく覚えておいてください。
人のことを考えてくれている人のことは、周りもその人のことを考えてくれます。
他人のことを考えずに独りよがりの人間だとみなされれば、誰も自分のことを考えてはくれなくなります。
自分に都合のいいことばかりを言う人が「良い人」ではありません。
自分の耳に痛いことを言う人が『嫌な人』ではありません。
そして、心から私は助けを求めています。
どうすれば他人をここまで毎日やることなすこと気に入らずに文句を言わなくてよくなるのか。と。
視界に入らなければ無視も出来ます。
関わらないのであれば放っておくことも出来ます。
だって、関係ないですから。
でも、嫌でも一緒に仕事をする以上、何度も同じことを口にする自分が嫌なんです。
自分で自分が嫌いになるんです。他人の悪口を言ってたら運気が逃げるんです。そんな人間の傍に居る人の運気まで下げてしまうんです。だから、私に近づかないでと周りに忠告して、愚痴らずに済むようにしてと助けを求めるのですが、何故か途中から私の話を聞いている人たちは笑い出すんです。解せません。ワタシトテモナヤンデイルノニ……
そしたら、ある人が言いました。
「自分に百億の預金があったら余裕で笑っていられるわ」と。
斬新過ぎる答えに笑ってしまいました。
問題は、どうやって百億貯めるかです。
宝くじ当てたくても、運気ダダ下げ中なので無理。
畜生。
故に、私決意しました。
今カクヨムさんではゲームノベル募集しているじゃないですか。
だから、書きます。
このネタ使って書きます。
主人公は私に毎日チクチクやられている《お嬢様》。
いかに【責任】と【嫌み】から逃げ切れるかと言う『逃げる縛り』の物語を。
で、その逆バージョンの悪夢のような《お嬢様》による不快度をいかに回避するかと言う物語を!
そして、余裕があれば、真面目な和風のホラーと、洋風の物語を。
昔話の二次創作も書いてみたいとは思うのですが……
あと三章でプロットができるものがあるので、それを書ききってから書きます。
絶対書きます。プロット寝かせている間。今月中に一つでも書いてやる。
その時は、是非、一読していただければと思います。
ええ、コメントは書きにくいかと思いますので、お目汚し程度に見てもらえれば幸いです。
こんな愚痴で六千字書けるなら、一万時ぐらいは気分が乗ってれば一日で書けるわ!
見てろよ。
精神安定のために書き散らしてやります!!
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