第29話、、、、弐


翌日、目が覚めてテレビにスイッチを押した

飽きなのかこいつら

全部間違っている事をさおも正解だと語っている糞馬鹿共

模倣犯罪者なんて居るわけが無い

俺が、パイオニアだ

真似る事なんて誰も出来るわけがない

計算して殺していないから

食事をとる為に漁をしていると言った方が表現が早いと思う


風呂場に向かい女をみて手のひらで頭を叩いた

反応が無かった。

死んだのか?

今度は顔を殴った

かすかに声が漏れた


俺は、女の髪を持ち上げ壁に頭を叩きつけ

目を覚まさせた

全身が青白く見える

やさしく、女に寒いか?と尋ねると

首が本の少し縦に動いた。


「よく頑張ったな、殺さないから心配するな」

「俺の、奴隷として生きろ!」

「お前に褒美をやろう!」


給湯器の温度を75度に設定をし蛇口を全開にひらいた

「これで温まるから体の芯まで温まれ!」


俺は、それを横目でシャワーを浴びていた

あふれる水が熱くなるにつれ女が体を動かしている

爽快だ!

さっきまで真っ青だった奴が今は真っ赤になっている

笑いが止まらない


女をここで殺す選択肢はない

俺は、女の手を握り持ち上げようとしたが力が抜け切ってる状態のため

持ち上げられなかった。


「おい!」

「立て!」

女に向かって叫んだ


手を握り返して俺は女を持ち上げた

足が震えているが俺には関係が無い

背中を蹴飛ばし女をベットまで運んだ

一先ず休ませなくては

チェックアウトする時に目だってしまうだろうし

警察に親が連絡する事も考えると時間が無い


今は、休ませてやろう

これから、こいつは

俺の右腕になる予定だから

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