酔いどれ生首
都市伝説
首なしライダー より
【過信が招く悲劇
探しても戻らぬもの
夜道を走り探し続ける
明かりが照らす重すぎる罰に
見る者は何を思う?】
名声欲しさに己を過信し
力を見せつけ己に酔いしれ
分を過ぎたる高みを望み
止まることを忘れた者が
行き着く先に破滅しかないと
囃す周りは気がつけど
誰一人として教える者無し
己の実力忘れて図に乗り
力を誇示して他人を嘲り
分を忘れて過信に溺れる
愚かな道化の末路は悲劇
嘲笑われる者は知れども
誰一人として教える者無し
止まることなく走り続けて
欲することに疲れを覚え
止めておくれと叫んだところで
力を貸してくれる者なく
頭落とせば走れはしない
哀れな希望を抱いた者が
己の首切り首は止まれど
身体は止まらず闇夜に消える
止めておくれと叫ぶ生首
嘲笑われた者達が囲む
消えた身体は止めてやれぬと
静かに生首嘲り笑う
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