第15呟 死ぬほどつまらない作品と神のような読者

 一生懸命書いたけど、日の目を一切見ない自分の作品に

『D.O.O.R 異界調査報告書』

という作品がある。


 まあ、つまらないんでしょうね。

 個人的にはどこがつまらないのかさっぱりわかりません。わからないからいまだに成長しないのでしょう。

 43話あってもPVがトータル292というクソ評価。

 1話目のPV45に対して2話目がPV22と読者の半数が諦めるほどのゴミ作品。


 そんなカスでもそれなりの時間を掛けて書いている以上、少しは読んでほしいと思うもの。

 そんなわけで『第七回角川文庫キャラクター小説大賞』に応募してみた。

 もちろん一次選考落ちなのは言うまでもないことだけど、流石に応募作品なら読んでくれるかなっていうのははちみつ以上に甘えた考えでした。


 選考の人は頑張ったんだと思う。

 俺の作品読むのって苦行なんだろう。

 英語がわからないのに、英語で書かれた小説を読むくらいの苦痛なのだ。

 だけど、そんな読書には限界が訪れるもので、3話くらいがリミットだったらしい。もっとも、これは予想でしかない。自分の各話毎のPV数をすべて記憶しているわけではないから。ただ、登録してからちょっとだけはPV伸びていたから、読んでくれたかなっていう希望的観測だ。

 下手したらそもそも読んでいない可能性もある。何しろPV292の作品だ。読むまでもなく一次選考落ちになっていないと誰が言える?

 なんだかんだ言って、ネット上の小説大賞って読者の人気順位は見ていると思うからね。


 そんな中、『第ニ回個人が選ぶ独断と偏見の小説大賞』という個別企画に応募したところ主催者(奈月沙耶様)の方は最後まで読んでくださいました。

 PVを好意的にみる限り、最初から最後まで読んだ読者は最大で一人しかいなかったのが、主催者様のお蔭で二人になりました。

 15万文字近い鼻くそ以下の作品を読むのは苦痛以外の何物でもないと思うのだが、主催者様には感謝以外の言葉がない。

 逆の立場なら絶対に途中で読むのやめていると思う。いや、面白くないと感じたら普通に1話目や2話目で止めているだろう。15万字ともなれば2時間以上は読書に掛かると思う。

 それほどの時間を駄文のために割いてくれた主催者様は神ではないかと。

 ここに訪れている底辺仲間がもしいるのなら、第三回企画があるので応募してみてはどうだろうか。読んでくれますよ。(今日までだが)

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