第2呟 どっちなんだろうなー
底辺作家をやっていると、一つの星、一つの応援、一つのPVで一喜一憂している。星やフォローをもらえた時には、その人のページを訪れて作品を投稿しているようだったらどんな作品を書いているのか読んでみたりする。
昨日つぶやきの中で作品を紹介したらリンクから飛んで読んでくれた読者様がいた。すごくうれしかったのだけど、その反面いつかのトラウマがよみがえってきた。
『DOOR~異界調査報告書』
という作品を上げたときのことだ。
そこそこ力を入れてプロットを作っていた作品だったけど、結果は散々だった。43話ある作品を通して読んでくれたのは、最大でも一人だけである。ちなみにフォローは4人。
そんな作品でも投稿して早々に星や応援コメントをもらっていたのだ。
だけど、それはまやかしだった。
いわゆる相互フォロー狙いだったのか、コメント以降のPVは一切伸びなかったのだ。
もちろん、私も暇なときに読もうと思ってフォローだけして放置している作品もあるから、一概に切って捨てることはできないと思う。(ぶっちゃけ、積読になって2年くらい経過している本もある)
ただ、フォロワーが10000を超えているような大作家の作品ならともかく、一人一人のフォロアーさんをチェックできるような私の場合、一つのフォローが与える影響というのは計り知れないほど大きい。
一つのフォローがつくたびに「よしっ」と小さなガッツポーズをしているのだから、フォローがあるのにPVが増えないと「あのフォローは何だったんだろうなー」と悲しくなってくる。
もちろん、先ほど言ったようにある程度まとまってから読もうとか放置している読者もいると思うけど、違う意味があるんじゃないかと邪推してしまう。
これも底辺作家ゆえの悩みなのだろう。
ああ、もちろん、昨日私の作品を読んでくれた方を非難しているわけではない。だからこそのタイトルの話になるのだけど「どっちなんだろうなー」っていう心の声が生まれてくるのだ。
願わくば本当に私の作品をよんで、続きを読みたいと思ってくれたのだと信じたい。9話分とはいえ30分くらいは私のために時間を割いてくれた読者様なのだ。大丈夫だと思うんだけどなー。と小心者の私は思うのだった。
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