第2話 難易度★★★★

 今回も何について表現しているのか考えながら、読んでください





それでは、はじめます





 貴方は音もなく、静かに私に触れました。


そして、息をするように口づけをしました。



 貴方はいつも、


私が目覚める前に去ってしまいます。



 貴方に口づけされた場所は、


何だか火照るような感覚に包まれ、


しばらくは、その事で頭がいっぱいです…



 触れたいという欲を我慢出来ずに、


思わず、そこに触れてしまうこともあります。


時には、あの液体を塗ったこともあります。



 しかし貴方が


色々な人の心を何度もかき乱す


とんでもないタラシなのはわかっています。


それでも私は


毎回毎回、貴方に振り回されてしまって。



 あの夏。


私は期待していました。


しかし。


その願いが叶うことはありませんでした。








はい。


どうだったでしょうか?


何について表現しているのかわかりましたか?








答えは…







『夜寝ているときに、蚊に刺された』でした!




この答えをふまえて、もう一度読み直してみてください。



最後の、『あの夏の期待、願い』は蚊に刺されないことです。


そこだけ、少し分かりにくいかな、と思ったので解説しました。







それでは、また読む日まで。

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日常生活の一部を、えっちな感じに表現するのが趣味なんだってさ。 通りすがりの学生 @toorisugarino_gakusei

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