第42話 兄弟もの 博貴(弟)✖️博也(兄)またまた続き書いてみた(博也視点)
兄弟もの 弟(人気者イケメン閉じ込めたい程に兄が好きヤンデレになりかけ)✖️兄(頭が良く笑顔が可愛いフツメン)
博貴✖️博也
前回までのあらすじ
人気者イケメンの弟をもつ博也、最近自分を避けている弟の事を寂しく思っていた。
ある日、両親が出張だったため、二人きりなのが気まずく友達を呼んだ博也。
友達が帰るのを見送ると不機嫌そうな博貴がいて、気がつくとソファーに押し倒されていた。
※※※※ ※※※※ ※※※※ ※※※※ ※※※※
俺は今、自分のベッドの上で一人ぼーとしていた。
な、何がおこった?
先程起こった出来事をまだ俺の頭は処理出来ずにいた。
思い出すだけで身体全体が熱くなる。
あの時、自分の頬に博貴の熱い息があたった。
気がつくと俺の唇に柔らかい博貴の唇が触れていた。
いやらしい音が響いて、だけどそれよりショックなのは、気持ちよくて、それを、博貴の唇や舌を受け入れてしまっている自分がいて......。
強く押し返せば良いのに出来なくて、久しぶりに博貴の鼓動が近くに聞こえて......。
いっぱいいっぱいな気持ちだけで……だけど、博貴が近くて、なんか嬉しくて。
我に返った博貴が言ったのは「ごめん」と言う謝罪の言葉。
キスなんてなんでもないよ?
そう言えば良かったのかもしれない。
だけど、いくら俺でも、あんな激しいキスをされたら、冗談じゃないと分かる。
博貴は俺の事が好きだったのか?
それとも、そう言う事に興味がある年頃だし、キスをしてみたかったんだろうか?
好きでもない女の子に手を出すなら、キスぐらいなら、俺が兄として付き合ってやった方がいいのか?
いやいや、そんな兄弟、俺の常識じゃ聞いた事がない。
頬がほてる。
上手く返事を返せないでいたら博貴はそのまま自分の部屋に閉じこもってしまった。
そして俺も自分の部屋のベッドの上でボーとしていた。
可愛い弟だと思ってた。
いや、今は追い越されてしまった格好良い、だけど自慢の弟だと思ってた。
頭に浮かぶのは博貴の柔らかい口内。
あの耳の中に響く音。
動悸はいつまでも治らない。
どうしよう?
次、顔合わせたらなんて喋ったら良いだろう?
ベッドにうつ伏せになりながら、熱すぎる自分の身体をどうやって冷ますか分からなくて、俺は途方にくれた。
※※※※ ※※※※ ※※※※ ※※※※ ※※※※
きゃー(///ω///)
続き書いてみました。
キスだけだし、ギリokですかね?
\(//∇//)\
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