第35話 浩二✖️裕一(ノンケ✖️雄雄しい受け)続き書いてみた\(//∇//)\ 受けの裕一視点



幼なじみ

(ノンケ 元彼女はクラス一美少女の綾音)✖️(雄雄しい受け 料理と刺繍が趣味)

浩二✖️裕一


第27話と第28話の続きです。


題名つけようかな?

皆様に分かりやすい様にとりあえずという感じです\(//∇//)\


『友情と愛情の境界線〜この気持ち気づかれちゃダメだ〜 』


※※※※ ※※※※ ※※※※ ※※※※ ※※※※

<裕一視点>




 綾音さんと別れた。


 確かに浩二はそう言った。


 別れた。

 そう言っているけど、なんでだ?


 だけど、浩二には悪いけどまた一緒に居れる時間が増える。

 と言っても、この時間もそう長くは続く訳はないのに......。




 綾音さんが確か浩二の初めての彼女で、三カ月前に浩二が鼻の下を伸ばしながら報告してきた。



 浩二に彼女が出来る。俺はずっとこの時を恐れていた。




 俺が浩二を好きだと自覚したのはいつだっただろう?

 


 自覚する前から俺は浩二に夢中だった。



 男が好きになるのは女性で、俺の考えは人とズレている、そう気づいた時にはもう取り返しがつかないくらい浩二の事を好きになってしまっていた。



 別れた。


 そう言っていたから落ち込んでいるかと思っていたけど......。


 浩二が「あの子可愛いよな?」なんて通りすがりの女性の事を話す。


 そうでもないみたいだな。

 ほっとしながらも俺の胸はチクリと痛んだ。


「そうか? 俺の好みとは違うな」



 そんな風に言いながら俺は誤魔化していたが、俺は浩二以外は興味がないから嘘はついてはいない。



 そうか......。


 浩二はああいう子が好みなんだな。


 俺は思わず自分のゴツい掌を眺めた。


 グローブみたいな手だ。

 浩二の好みとは程遠いな......。



 小さく溜息を吐いたその時、浩二に引き寄せられたと思ったら俺の隣を車が通過し、俺は浩二の胸の中にいた。


 びっくりしてすぐ離れた。


「あぶねーだろ? 何、考えてたんだ?」



 そう言いながら浩二は少し焦った様な顔をしていた。


「ありがと」


 俺はかろうじてそれだけ呟いたが、引き寄せられた時、香った浩二の髪のシャンプーの香りばかりが気になって何も考えられなくなっていた。



※※※※ ※※※※ ※※※※ ※※※※


浩二✖️裕一(ノンケ✖️雄雄しい受け)の裕一視点、続き書いて見ました。

\(//∇//)\


 

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