第29話 兄弟モノ。書いてみた\(//∇//)\
ボーとした頭で階段を下りると、玄関にもう学校に行く準備が整った弟の背中が見えた。
高校に入って急に成長期を迎えた弟、俺は中肉中背だかあっという間に俺を追い越し瞬く間にイケメンに成長した。
俺は中の下な見た目。
不細工ではないが、まあ、フツメンってヤツだ。
幼い頃はいつも俺の後ろを着いてきていたのに、いつからかアイツは俺を避けるようになった。
友達からLINEが届く。
今日、授業であたるから朝、ノートを見せて欲しいと言う内容だった。
俺は勉強するしか取り柄のないフツメン。
弟はまだ一年生なのに、学校でも注目された存在だった。
やっぱり見た目って大事だよな。
弟は親父に似てて、俺は母親似。
俺達は正真正銘、血の繋がった兄弟。
だけど、こんな風に距離ができて、昔はアイツだけはどんな事があっても俺の味方、そう思っていた俺は寂しくて仕方がなかった。
「博也、今日、お前んち行って良い? もうすぐ試験だろ? 勉強教えてくれよ」
そう言ってきたクラスメイトに、いつもは面倒で断るけど、今日はなんとなくokしてしまった。
いや本当はokするつもりはなかった。
今日は親父とお袋が仕事で二人仲良く出張でいない。
弟の博貴と二人きりという事が分かっていて、なんだかアイツにあからさまに避けられると俺のメンタルがやられそうだった。
それがokした理由だ。
クラスメイトとは俺の部屋で俺が勉強を教えていた。
俺の部屋にさほど仲のよくないクラスメイトが来る事に違和感はあったが、まあ、特に苦もなく時間は流れた。
クラスメイトを俺の家から送り出し、振り返ると弟が鋭い目でコチラを見ていた。
そこからは驚きすぎてちょっと記憶が飛んでいるが気がつくと俺の顔の目の前に端正な弟の顔が......。
俺は弟の博貴に柔らかいソファーの上で押し倒されていた。
※※※※※※ ※※※※※※ ※※※※※※
兄弟モノ書いて見ました\(//∇//)\
弟視点も書いて見ようかな?
・:*:・(*´艸`*)・:*:・
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます