第27話 BLちょこっと書いてみた♡ ノンケ✖️雄雄しい受け 切ない編 (幼なじみ)





 ココは学校の屋上、隣には俺と同じぐらいの目線の高い男、浩二が、ボーとした顔でフェンス向こうの空を見つめていた。


「どうした? 昼休みはいつもは綾音ちゃんと一緒だっただろう?」




 こいつが彼女ができてからは俺はいつも一人でココで過ごしていた。


 他に友達が居ない訳じゃねーが、素の自分で入れるから一人が気楽だった。


「ああ、振られた」



 そう、ボソっと呟いた浩二。



 何か慰めたり、元気づけないといけないのに、ちょっとでも嬉しいと思っている自分が嫌だった。



「そうか」



 俺はそれだけ呟いて、フェンスに寄りかかりながら空を見上げた。



「今日、空、青いな」



 そう俺が呟くと「ああ、そうだな」



 そうアイツが答える。


 アイツの茶色い髪の毛が光に反射して、キラキラ光る。


 首元から覗く日にやけた黒めの肌に、ドキドキが抑えられなくて普通にいつも通りに接する事が難しい。



「お前のせいだ」



 そう言いながらアイツは俺を見て情けない顔を作り、笑いながら俺の脇腹をくすぐりだす。



 俺はビックリして避けようと後ろに下がろうとするが、目の前にはアイツの真剣な顔があった。




 ドキドキしながらもアイツから目が離せない。




 いつもはふざけてばかりいるアイツが妙に真剣な目で俺を見つめている。



 柄にもなく顔が熱くなってくる。




 そんなに見つめられたら自分の気持ちが誤魔化せれない。





 ドキドキドキドキ。




 俺の心臓の音が大きすぎてアイツに聞こえてしまう。




 アイツに俺の気持ちを知られると、この関係も終わってしまうのに。




 そう思っていたらアイツはクスッと笑った。



「なーんてな。ビックリしたか? あー、また振られちまった。今日、学校帰り、付き合えよ。ゲーセンで憂さ晴らしだ」




 そうやって無邪気に笑うアイツはいつも通りのアイツで、俺は慌てていつもの様に呆れた様な笑顔を作った。




 あっ、ビックリした。



 こんな冗談、心臓がもたない。



 本当、止めてくれよな。



※※※※※※※※※※※※※※※




ちょこっと書いて見ました

\(//∇//)\


短編、やっぱり難しい!


だけど楽しかったです

(*´﹃`*)

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