『拡声器』

『今日も…大きくなって行くな…。』

 そう…今日も一緒にてくれるコイツを見つめながら…心の中で想った…。


「も~。何、ガン見してるのよ? 私、また、何か、やらかしてた?」

 そうたずねるコイツにさらに想った。


 今日もコイツへの『大好き』は、

 拡声器スピーカーの音みたいに、どんどん大きくなって行くなって…。

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