散歩
日本語破綻者
初めての散歩
僕は一人で生まれた。
お母さんの胎内で作られた訳ではなくて、気づいたらそこにいた。
つまり僕は人間ではないのだろう。だけど姿形は日本人。純日本人にしか見えないだろう。
そして裸で生まれて、ここは誰かが所有している林の中だと思われる。
知性はどのぐらいあるのだろうか。掛け算と割り算は出来る。
自分の手を確認したら小学一年生ぐらいの感じだと思う。早く鏡で自分の姿を確認してみたいものである。あれが付いているので男であり、名前は分からない。
誰が何の目的で僕を産んだのだろうか。意味が不明である。神様の気まぐれなのか何なのか。しかし知識としては2021年の3月14
日が今日という所までは知っていてなんか受けた。裸でここにいて僕は今ヤバいやつである。しかし小学生ぐらいだから見つかったら誰かに保護されるだろう。いや待てよ。自分の全身を見ていないのだから顔が純日本とか言っていたけど確認をちゃんとしたわけではなく頭の中の知識でそう思っただけなのであるから確認が第一であろう。水溜りでもあれば確認できるというものであろうに、それがなかなかそうはいかないものだなとか思ったけど、昨日東京では雨が降って周りを見渡すと木々がに濡れているではないか。つまり探せば水溜りなど容易く見つけられるというものであろう。やったぜ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます