第19話 食べ盛りと レア魔法なのか?

やや吊り目 赤い瞳 吸血鬼のシャラ姫を見ている

「あの・・・」

「病で 光にまだ弱いですよ」そう呟くと また目隠しするリジャ

「リジャ・・」微笑むシャラ姫は・・容赦なくリジャの首元に噛みつく ガブ!


ちゅうううううう~ごくごくごく

「あう・・痛いです主(あるじ) シャラ姫さま 酷い」そっと涙するリジャ


「熊の肉 食べたいな リジャ」「・・・・はいはい」

「スライムの蜂蜜漬けか 果実漬け」「はいはい・・食欲旺盛ですね」

キッとリジャを見るシャラ

「だって 食べ盛りだもん!」シャラ姫 きつぱりと言う

「見た目 年齢には誤魔されません 本当は軽く百歳超えているでしょう!」

リジャ


「女の年齢は秘密だもん うふ」シャラ姫

「・・・・・そうですか」ため息をつくリジャ


まだ半分以上 かたずいたとはいえ まだモンスター達は大暴れ中


「仕方ないな 炎よ わが意に答えよ」リジャが呟く

「闇よ スライム達とカタツムリをかみ砕け」続けての魔法


炎が蛇のように 残り、別の巨大大熊に巻き付き 一瞬で焼いてしまう

いい匂いがまた漂う


闇、黒い塊が スライムや巨大カタツムリを飲み込み

「ピギャアア」「キュウウウ」断末魔の声と共に 砕けたスライムやかたつむりを吐き出す


役目を終えた火の魔法、闇の魔法は消え去る

ちなみに 闇魔法は高名な賢者にしか扱えない貴重なレアな代物 レア魔法?

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