ヤマトタケルの純愛 〜この愛は歪んでない！〜

〜出会い、そして別れ〜

昼時を少し過ぎた暖かい春先の公園、

僕はお昼ご飯を持って立ち寄っていた。

「はぁ...また取引先とうまくいかなかったな〜...」

そんなことを呟いている僕の名前はタケル。

いわゆるサラリーマンだ！

今年で20になる。

仕事で失敗をしてしまったので家に帰って可愛いお姉さんの動画でも見て癒されようなどといかがわしい考えをしていたからだろうか？

「オ、オデのものになれ〜！」

なんと湿ったハンカチで口と鼻を塞がれてしまったのだ！

「ん〜んん〜ん....ん....」

意識が薄れていく...

いや、待てよ？この男は以前どこかで...

そこで僕の意識は途切れてしまった。

そこから数時間か数日かわからないが僕は目を覚ました

「う〜ん...ここは？」

「オ、オデの家だよ」

「え？なんで、って！どうして僕が拘束されてるの？」

僕は椅子に座り手と足を縛られていた！

誘拐!?でも、僕はそんなにお金に余裕があるわけでもないし....いったいなぜ？

そんなことを思っていると"こいつ"は口を開いた。

「そ、それは君がオデの所有物になったからだよ...//」

「・・・すまない、もう一回言ってもらえるか？」

「しょうがないな〜それは君がオデの所有物になったからだよ...//」

つまり、僕は"こいつ"に僕目的で誘拐されたって事か？

「う...嘘でしょ？」

こんな訳の分からないことが全てのスタートであり、非日常が日常になってしまう元凶なのだ！

そんなことは勿論今の僕は知るよしもない...

いったい僕はこれからどうなっちゃうんだよぉ〜！！