思い通りにならない青春ラブコメ

@aoi1127k

1話、一大事(前)

 どうしてこうなった、、、

今の俺は怒りと悲しみで満たされていた、、、

 

 俺は、どこのでもいる平凡な高校生。

毛木 文彦(もうぎ ふみひこ)という。

もうぎの頭文字の「も」と、文彦の「ぶん」の頭文字の「ぶ」を繋げ、

「モブ」と呼ばれたこともあるが、今は皆に名前の「う」と「み」を切り取り「うみ」と呼ばれている。

突然、衝撃が染み渡った。

「うーみー!!!」

背中を叩かれた。痛すぎる。

こいつは僕の親友の一人、敷名 しな(しきな しな)。

何よりも可愛い!!ロングで、清楚(せいそ)で俺の前では元気だ。

「しな、今日も朝から元気だなー」

「うみはもっと元気出しな。ま、そんな海がいいんだけどね」

いつもしなに元気付けられる。

幸せだ。

「いつまでもこの関係ででいような」

、、、なんか反応がおかしい

そしたら、しなは顔を膨らませながら、

「うみの馬鹿。」

と、急にすねだした。

「ご、ごめん」

「いいよ、、、」

なんだこの会話は。

でもやっぱり楽しかった。

学校の近くについたら、ある美少女が近いてきた。

こいつは、 毛木 紬(もうぎ つむぎ)

この高校の生徒会長であり、血のつながってない俺の妹である。

同い年だけど(笑)

こいつは血がつながってないということを知らない。

「私の兄に近かないでください。」

しなと紬はにらみ合っている。

「あなたには関係ないです。」

「ねぇお兄ちゃん。こんなのがいいの?」

ちょっと紬がかわいく思えた。

「こ、こんなのって何ですか!!」

このままでは、殴り合いになりそうなほど喧嘩が激しい。

こうなるとだれにも止められない。いかなる上は、、、

!!逃げる!!

僕は全力で逃げた。


教室で、声が聞こえた。

「おまえもたいへんだなー」

盆読みで言われた。

「お前、なんかいつも他人事だよな。親友なんだからもっと言葉あるだろ。」

こいつは、佐々木 和人(ささき かずと)。俺の親友だ。

しなと和人と俺は昔からの幼馴染である。

いつもこいつにイラつかせられるが、なかなか知識が豊富で相談にはちょうどいい。


そして、一人で椅子に座っていると、しなが教室に入ってきた。

「あのさ、うみ。一緒に日曜日映画いかない?」

「いいよ。行こうか!」

、、、周囲の目が怖い。

しなは超かわいいのに静かなことから、男子たちは近けない。

だから、この男子たちはそんなかわいいしなと仲良くしている俺を見て、

嫉妬しているのだ。

だが、突然の誘いでびっくりしたが嬉しかった。


「日曜日、楽しみだなー」

、、、だが俺はあんなことが起きるなんて思いもしなかった。

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