四季と朝夜の切り替わりが、神からそれを任された『代行者』と呼ばれる現人神たちによって営まれる世界。
その代行者と護衛主従を中心に紡がれる物語です。
一部の章は、文庫の序章が収録されており作品の雰囲気を知る事が出来ますね。
そして『外伝』の文字が含まれている章は、各エピソードの後日譚的を楽しむことができます。
本編はどうしてもシリアスな展開が多くなりがちですから、日常回を楽しめるのが嬉しくなりますね。
私は『甘酒』のエピソードが好きです。原作読者にはぜひ読んで欲しいし、この外伝のために本編に手を出す人が増えてほしいと思いますね。