その2 レンツブル砦へ
<ここまでのあらすじ>
エインフォート周辺ではシトラスの蛮族軍による襲撃が頻発していた。
周辺の村々に疎開命令が発令され、PC一行は前線のフォロル砦に駐屯していた。そこに、“鉄騎”フリーシア・サストレーの使者レックスが救援を求めにやって来た。フリーシアは“剛騎”バイソン・ガーノタウによって謀反の嫌疑をかけられ、人族側に寝返りを希望してきたのだ。
一行は、エインフォート侯爵と対応を協議するためエインフォート城へ向かう。
<簡易キャラ紹介>
【パテット】(PC、グラスランナー/男/48歳):流浪の
【サンディ】(PC、エルフ/女/41歳):ガンマンに憧れる
【シェラルデナ】(PC、人間/女/17歳):祖国ハーグストン王国再興を夢見る姫剣士。旧臣と祖国再興に向け動き出した。
【ジューグ】(PC/GM兼務、リカント/男/17歳):キルヒアの神官戦士。重度のシスコンだが、最近はシェラが気になる様子。
【ケイト】(支援NPC、ナイトメア/女/20歳):キルヒア神官にして
【ノエル・ディクソン】(人間/女/15歳):ハーグストン王国最後の騎士を名乗る少女でベルミア衆の一人。シェラに忠誠を誓う。
【ディアドラ】(ルーンフォーク/女/稼働10年):ノプシャ家に仕えるメイド。警備長でもある。
【アレクシスティラン(レックス)】(バジリスクウィークリング/男/19歳):“鉄騎”フリーシア・サストレーに仕える。人族陣営に救援を求めにやって来た。
【プロキオ】(エメラルドラクーン/オス/12歳):レックスの騎獣。緑のたぬき。
【ラゴス・トランパ】(ドワーフ/男/85歳):50年前の先代ディロフォスとの戦いにも参加した戦士。今回のシトラス軍侵攻を知り現役に復帰した。
【プレシア・ドリコデイル】(エルフ/女/29歳):マルチアクションを使う魔法軽戦士。名を挙げるために対シトラス戦争に参戦。
ーエインフォート城ー
GM : 君達ですから、すぐに通されますね。
シェラルデナ : 来るのは二度目だな。
キルシュ : 貴公らか。ちょうどいいところにきた。
キルシュブリューテ・ヴァイツェインゼル(人間/女/18歳)。エインフォート侯爵キーファーの娘であり、エインフォート軍の司令官です。
第1話~第3話におけるシトラス七騎の襲撃をことごとく撃退してきたPC一行に絶大な信頼を寄せています。
パテット : いつの間に僕等こんなに偉くなったの(おいフランベルジュ
キルシュ : 貴公らに会わせたい御方がいるのだ。
サンディ : こっちもちょっと問題発生だよ。
キルシュ : こちら、シェルシアス公第五子(三男)にあらせられるカンファ・シェルシアス公子殿下だ。
GM : カンファ「お初にお目にかかります」
シェラルデナ : こちらこそ、お初にお目にかかります。
GM : 年の頃は、ジューグやシェラより一つ下くらい。
キルシュ : エインフォートのため、本格的な援軍に先駆けて駆けつけてくださったのだ!
GM : カンファ「え、ええ……エインフォートのため」
サンディ : アッハイ(大丈夫かなこれ)
GM : 奥にいるエインフォート侯爵は苦笑いしています。
シェラルデナ : 喜ばしい限りです。
パテット : はいお初です、ところでサンディが言いかけてた件が割と非常事態でね(空気など読まぬパテット
GM : 侯爵「よかろう。話を聞こうか」
ジューグ : ……あっちの姫さん、全然気付いてない奴だなこれ。
パテット : うん僕もそう思ったから強引に話戻したw
サンディ : かわいそうに弟分としてしか見られてないんだろうな(
シェラルデナ : まあ、気持ちは分かるけどな。
ジューグ : (気持ちは分かるって誰についてのことなんだ……?)
シェラルデナ : ん?
シェラルデナ : 国という大きな枠組みで話すのではなくて、つい自家という小さな枠組みで話してしまうキルシュの気持ちが分からなくもないって言ったつもりなんだけどな。
ジューグ : そ、そーか。
シェラルデナ : むしろどんな推察したんだ?
ジューグ : あー、いや、まあ、惚れた腫れたの話さ。(小声
パテット : この場合どっちが普通の感覚なんだろう(
シェラルデナ : 他人の感覚なんて当てにならないさ。当の本人らが良いなら良いんじゃないか?
ジューグ : んー、まあ、それで。
パテット : さて、僕等はいつどうやって動けばいいかな?
サンディ : えーっとこっちの方の用事があってね、かなり急ぎの。
GM : 侯爵は椅子を勧めてくださいます。
シェラルデナ : 断るのも失礼だし、頭下げて座るか。
パテット : 座面の高めな奴をお願いします(ぇ
パテット : 僕の身長的に人間の子供用の椅子じゃないと色々見えないんでねw
サンディ : (一連の経緯を説明)
GM : 侯爵「ふむ……」
パテット : 他種族との交流の多い部族が床に座る習慣持ってる事が多いのはこの為だよ(どんどん生える設定
サンディ : 勝手に方針を巡って内紛起こして笑っちゃいますよねー(目は笑ってない)
シェラルデナ : 人族にも起きうる事例ではあるけどな。
パテット : 蛮族の扱いで揉めてる人族国家も多いと聞くよ(テラスティアのアレとかソレとか思い出してるパテット
キルシュ : 仲間割れか……。
パテット : ま、確かにそういうのは蛮族の方が頻度高いって聞くけどね。力が全ての価値観だとそうなりやすいよね。
シェラルデナ : 加えてレンツブル砦は鉄道網の基点にもなっており、戦略的にも重要であることが明らかとなりました。
サンディ : 極めて都合よくいけばこちらからの補給ルートも確立できるかもね、という感じで。
シェラルデナ : 国の方針に一冒険者が口出しするものではないかもしれませんが、できれば政略に関するお考えをお聞かせいただければ幸いです。
GM : 侯爵「ふうむ、窮鳥懐に入らば、とも言うが……」
キルシュ : 今すぐ境界を越え、救援を送るのは難しいな。
シェラルデナ : なるほど……
キルシュ : 奴らの船の状況次第では、海路で救出するという手もあるが。
サンディ : え~一応救援ができるならOKという方針でいいでしょーか。
パテット : 要するに船があればいいのか…ジュノーの潜水艦が使えればなあ。
ジューグ : それか、列車を修理して脱出だな。
パテット : ぶっつけ本番で修理か…かなり危ない作戦な気が。
シェラルデナ : それをやるなら、内線の利を得た動きをレンツブル砦にて行う方が良いんじゃないか?
シェラルデナ : 脱出という選択肢はあくまでも保険として、だ。
パテット : つまり籠城しろと。
シェラルデナ : 現況に左右されるけれども、最高点を狙った話し方をすると。
サンディ : 西向きの路線が使えるならそれで脱出が可能だねぇ。
パテット : 援軍の見込みが無いまま籠城しても三木城みたくなるよ(ぇ
パテット : それより魔動列車の修理がどの程度で可能なのか、レックスあたり知ってないかな?
GM : レックスが、不足している部品について話します。
パテット : どのくらいの資材とどのくらいの時間をかけてどれくらいのLvの魔動機師が手を出せば修理ができるかね、それがわかればぶっつけ本番でもそう無茶じゃない。
GM : サンディ、マギテック+知力Bでどうぞ。
サンディ : 2d6+11 マギテック (2D6+11) > 5[2,3]+11 > 16
シェラルデナ : うーん、本当に砦は放棄せざるを得ないのか?
サンディ : 兵力数と備蓄資材の都合ってのがあってね…
GM : エインフォートのマギテック協会に必要な部品があれば、自分たちでも修理できそうかなと思います。
パテット : …砦や土地に拘って撤退時期を見誤った政治家は古今東西にいっぱいいる。ちょび髭とか(シェラもその一人になりたい?
パテット : まあさっさと逃げすぎて戦機を逃して滅亡した朝倉家とかいうのもいるけど(まて
シェラルデナ : 包囲の度合いにもよるんだよな。
サンディ : 突出点の保持は難しいよぉ~。
シェラルデナ : 進出と脱出も決して安全とは言えないしな。
シェラルデナ : 修理は可能だということは分かった!
シェラルデナ : その列車は、砦の人員や物資を全て収容できるのか?
パテット : 人員さえ収容できれば物資は捨てても良いんじゃね。
GM : レックス「物資はさすがに……人員は全て乗れます」
サンディ : そっちの資材の目録ある?
GM : レックス「申し訳ない、詳細は……」
パテット : それは仕方ないね、憶測で動くしか無いや。まあ後はマギテック協会がどこまで協力してくれるかによるかな?
パテット : ・・・ここで権力がモノを言うわけだ、宜しく偉い人達(
GM : 侯爵「一筆書くとも」
シェラルデナ : この状況において、ディロフォス軍の策源地はどこなんだ?
GM : レックス「本拠地のシトラスです。徒歩で1日の距離ですので」
シェラルデナ : レンツブルより南か……
シェラルデナ : あー、うん、まあ、最善は尽くそうとは思うんだが、勝機と思うと活かせないかってな……
シェラルデナ : 正直、レンツブル砦が第二の策源地であっただろうに、そこが反乱を起こしてるわけだからな。
サンディ : こっちの主力が整ってたら乗っ取ってオラーってできたけどね。
シェラルデナ : 現場で臨機応変に、現地調達ってやつかな!
パテット : こりゃ籠城は絶対無理だ、敵の本拠の目の前で立て籠るなんて絶望的だぞ。
パテット : 高度の柔軟性をもって臨機応変に対応するしか無いね。
サンディ : ということで三十六計逃げるに如かず。資材も砦も焼いて撤退すれば敵の侵攻は遅らせることができるし現状ではこれが最適解だとおもうね。
シェラルデナ : そう考えたら、エインフォートから大差ない距離にあるんだよなレンツブル砦。
キルシュ : ……気をつけるのだぞ。
シェラルデナ : 公国の旗立てる勢いでやってくるのでお任せ下さい。
キルシュ : ふふ……その意気だ。
ジューグ : じゃあ、マギテック協会だな。
サンディ : はいはい私が案内しますよっと。
シェラルデナ : サンディの庭みたいなものだしな!
パテット : その理屈だとスカウトの僕は遺跡ギルドと縁がある事に(
GM : ーマギテック協会ー
ピアナ : あ、どうもみなさん。
パテット : ああ、そいや魔動機師だったね。こないだ結ってた通りマギテック協会で働いてるんだ。
ピアナはシトラスから脱出するためにシトラス軍の船に密航した結果、海中都市ジュノーにたどり着いてしまったレプラカーンの女性です。
その後第4話にてPC一行に拾われ、無事にエインフォートに移住しました。
シェラルデナ : よっす!
ピアナ : 見習いですけどねー
パテット : じゃあこれが初の大商いだwええと、ひょっとしたらえらく大量の資材を注文する事になるかも。
パテット : 詳しくはサンディに聞いて(ブン投げ
サンディ : 侯爵から一筆もらってるから。
サンディ : 書いてあるのちょーだい。
ピアナ : ウヒャアアアア!
ピアナ : ちょ、ちょっと支部長呼んできますっ
GM : (ぱたぱたぱた
パテット : うーむ、やはり新入りには荷が重かったか。お手柄を上げさせたかったけどねー
サンディ : (拍車を適当に打って時間つぶし
GM : 支部長「フォーキャトル君か……どうしたんだねこれは一体」
GM : マギテック協会のエインフォート支部長ですね。
パテット : 戦が始まる(某外人風に
サンディ : 見てのとおりだよ。デカイものを直すのにこれらが必要で、侯爵の承認はおりてる。
GM : 支部長「……そうか」
GM : 支部長「では持って行きなさい」
サンディ : お代は侯爵にツケといて(コラ
パテット : いや、そうしないと僕等破産するからタブン。
GM : 請求書はエインフォート軍宛で。
サンディ : よーし、どうやって持っていこうか部品のサイズは知らないぞ(
GM : まあ、数人で担ぐようなサイズはさすがにないですが……
ジューグ : 専任荷物持ちは必要かもなぁ。
シェラルデナ : 冒険者部隊を編成するか、後は……空から落とすとか。
パテット : 輜重必要はあるかも。
パテット : あれ、えらく省略されたwまあ意味は伝わるから良いか(ぉ
サンディ : (緑のタヌキを見る)
サンディ : これに背負わせる?(何
パテット : まあ、そうなるな(
シェラルデナ : 持ってくれるのか!?
GM : プロキオ「がう?」
サンディ : 荷物係(ぽん)
ジューグ : がう、がうがう(リカント語でプロキオと話す)
GM : プロキオ「がう!」
パテット : リカント語で通じるのだろーか(一応リカント語会話できるやつ
ジューグ : リカント語と妖精語喋れるんだぜ、こいつ。
パテット : へー。レックスについてきてもらわないといけないかなと思ってたけどそうでもないようなw
シェラルデナ : 可愛いな!
ジューグ : がうがうが。
GM : プロキオ(うれしそう)
シェラルデナ : どっちもよしよししてあげよう!
ジューグ : ……。
シェラルデナ : ……
パテット : なぜそこでジューグをなでる。
シェラルデナ : いやー、気になってたんだよな! そのもふもふの耳!
シェラルデナ : パテットも気にならないか?
ケイト : (ジューグのしっぽが微かに振れているな)
シェラルデナ : (わしゃわしゃわしゃ)
サンディ : イチャイチャすんな(
パテット : いやー、体格的にそういう感想は持ちにくいなと。
ケイト : ふふ、ではそろそろ行こうか。
パテット : 僕ならどっちかと言うとそういうのはタビットやレプラカーンなら(ぇ
シェラルデナ : よおし、じゃあ私が肩車してあげよう! いくぞいくぞー!
パテット : いらねー!
GM : フォロル砦についた頃には、すっかり暗くなっていますね。
ノエル : お帰りなさいませ、シェラ様。
ディアドラ : よーぉ、首尾はどうだった?
シェラルデナ : 戻ったぞ!
シェラルデナ : 結論から言うと、レンツブル砦に救援へ行く。但し、脱出の支援を主目的とする。だ!
GM : ラゴス「つーことは、行くのか」
サンディ : 必要そうな部品も調達したしね。
パテット : 魔動列車を現地で修理して大勢乗せて逃げ帰ってくるというある意味凄いミッションに(
パテット : 魔動列車にアンデッドが貼りついて追いかけて来なきゃいいけど(バイオ
プレシア : ……。
パテット : はいそこ、三点リーダーは悪い文化(ぇ
シェラルデナ : 分かってるって。みんな、力を貸してくれないか!
サンディ : 成功すれば敵の策源地を粉砕できるぞ~
GM : ラゴス「ははっ、面白そうじゃねえか」
シェラルデナ : 人生面白くないとな!
パテット : おや、僕の座右の銘を盗用するとは人の悪い。
シェラルデナ : 良い言葉だと思うぞ?
プレシア : それでこそ……ですわね。
シェラルデナ : そうだそうだ!
GM : というとこで次回ですね。
===再開===
GM : というわけでレンツブル砦救出作戦を行う事になったのでした。
パテット : フェルライザ超特急(意味不明
シェラルデナ : よし、部隊編成もできたし向かうか?
GM : 遅い時間なのでフォロル砦で休みますかね。
パテット : 相手が蛮族で無かったら夜に行動するのは間違ってないんだけどねえ。
GM : プロキオ「がう、がうがう!」
ジューグ : タヌキだし……肉がいいのかな。
シェラルデナ : よしよし、お肉だな。
パテット : タヌキは割と雑食寄りだった気がするけどね、知らんけど(おいレンジャー
パテット : 肉食獣で肉食に特化してるのはネコ科くらいだよ。
GM : プロキオ「がう!」
サンディ : このGMすぐマスコットアニマル出したがる(何
サンディ : ま、とりあえず寝よう寝よう、何するにも人族は夜は不利だ。
ジューグ : おう。
シェラルデナ : 不寝番立てて警戒しとくぞ!
パテット : 小動物は魔法と相性が良いんだよ(ニチアサ的発想
サンディ : 砦だから一般兵がやるでしょ(コラ
パテット : いやここ砦だし、見張り位いるんじゃないかな。僕等は割と大変な任務の前だしゆっくり休もうよ。
GM : 7月7日朝。
パテット : どのみち暗視能力なんて無い僕は普通に熟睡した(
サンディ : よーし、ところで他についてくるのいるの?(何
GM : レックス+プロキオと、ラゴスPT、プレシアPTですな。
パテット : 割と大人数だなあ。わざと分散して蛮族側に見つからないようにした方がいいかもね。
サンディ : 敵対はミノタウロス軍団でよかったかな。
パテット : まあ実際にはちょっと散開するくらいだろう散開
パテット : 文字がおかしいけど意味が通じるので修正はしない(できんし
GM : レックス「はい」
シェラルデナ : だったな。
GM : レックスの先導で、抜け穴のある地点まで山道を進んでいきます。
パテット : こういう時レンジャーでよかったなと
ジューグ : (てくてく
GM : レックス「もう少し……で」
GM : (がさっ)
シェラルデナ : お?
パテット : え、何があった?
GM : レックス「っ!?」
サンディ : (銃を構える
ミノタウロスA : ぐひひひ。
GM : 牛頭の獣人たちに囲まれているようです。
GM : 全部牛ですが三種類。
(魔物知識タイム)
ケイト : むむ(
パテット : ケイトは相変わらず出目の振幅が激しいなあ。
GM : 普通のミノタウロス。ミノタウロスの
ヘレフォード : ひひひ……待ってたぜぇ?
ヘレフォード : 俺は“真騎”ヘレフォード・ガーノタウ。新たなシトラス七騎が一騎だ。
パテット : なんかいきなりきたー?
サンディ : うーん、自称?
パテット : ああ、非公認ってやつね(
パテット : てゆーか何この牛の大群(
シェラルデナ : 確か、“剛騎”バイソン・ガーノタウだろ? 例の問題な奴ってさ。
GM : なお、ヘレフォードは習得しているのは真語魔法と神聖魔法(ダルクレム)。
GM : ≪薙ぎ払いⅠ≫の代わりに≪魔法拡大/数≫を持っています。
ヘレフォード : ひひっ、公認は確定というモノよ。
ヘレフォード : お前たち人族が、頭の悪いシーロフやワルケリを始末してくれたおかげでな。礼を言うぜ。
シェラルデナ : ああ、序列が繰り上がったというか、席が空いたからそこに収まったんだな。
パテット : 割とどんどん増えそうだなあ。
シェラルデナ : シェラルデナだ、よろしく。で、私たちに何か用か?
ヘレフォード : 人族。何も見なかったことにして帰るなら、見逃してやってもいいぜ?
パテット : おや、蛮族の癖にお優しいことで。
パテット : ていうかシーロフやワルケリを始末したのは「人族」とだけ知ってるのかによってこいつらの頭の程度がわかるような…と聞こえないように呟くパテットであった(
シェラルデナ : 別に隠すほどのものじゃないけどな。
ヘレフォード : えぇ?どうする?
サンディ : ん~ところで君ィ、シーロフやワルケリって君より強いってことだよねェ
ジューグ : メタなことを言えば、Lvはシーロフよりも上だな。かけら入ってねえけど。
サンディ : わーメタい。
パテット : ええと、ひとつ言って良いかな…見なかった事にする事って何だっけ(そこからか
ヘレフォード : つまり、引き返すってこったな。
パテット : てっきり荷物置いて帰れとか言われるかと思ったけど(後ろの荷駄を見つつ
パテット : まあいいか、ヒューマ〇ガスみたいな気の利いたセリフ考えるのめんどいから断る(雑
シェラルデナ : でも帰るわけにはいかないからな。無理な相談かもな!
ヘレフォード : ひひひっ、そうこなくっちゃな。せっかく丈夫な子を産めそうな女がいっぱいいるんだからなァ!
パテット : ああ、最初から女目当てなのか。
ヘレフォード : 『女、手柄順!』
シェラルデナ : あー、うん、そういうことか。
ミノA : 『さすが!兄貴、万歳!!』
プレシア : ひいっ!?
パテット : 汎用蛮族語なら僕もわかる(
シェラルデナ : よしよし、頭の悪い3番目のシトラス七騎にしてやろう。
サンディ : 残念だけど下品で野蛮な男はお断り!(ガチャコン
GM : ラゴス「ふん!牛にくれてやる娘はおらんわ!!」
■敵の配置
ヘレフォードー10m-ミノタウロスABCー10m-PCー10m-ミノタウロスD、ミノタウロス弓兵AB
後ろのミノタウロスDと弓兵ABは7m間隔で横に散開しています。
仲間のPTは他の敵と戦っている設定。
GM : こいつら揃いもそろって先制低い!
パテット : そりゃ牛だしねw(コロコロ)……こんな時に見事なボケを。
GM : あぶないあぶない。先制確保。
パテット : 僕としては弓兵をさっさと始末したほうが良い気がする。自分への攻撃を考えて(
サンディ : A~Cはまとまってるからショットガンで薙ぎ払えるけどさー
サンディ : アーチャーがうざ。
パテット : ただ、どいつもこいつもHPがちょっと高いんだよね…やっぱりサンディが攻撃しやすいミノABCを狙った方が効果的かなあ。
パテット : というわけでミノABCに終律いっくぞー。
GM : ここまでのパターンだと、あいつもやろうこいつもやろうとして倒しきれないのが常。
パテットの終律とサンディのショットガン2連発が炸裂し、ミノタウロスABCは無事昇天。
ヘレフォード : なァにい!?
サンディ : 後ろの牛とバカはまーかせた!
パテット : キャスターはどうせ魔法使ってくる、多分(
ケイト : ふーむ、散開しているわけだが。
パテット : 乱戦組むならミノDだろうねえ。
シェラルデナ : 何m間隔なんだ?
GM : ウシ同士は7m。
ケイト : 派手にやってみるか。拡大エネルギージャベリン。
パテット : 微妙にファイアボールの範囲に収まらないやつだねえ。
ケイト : ああ。ファミリアを使っておこう(コロコロ)
ジューグ : ふむ。
シェラルデナ : ちょっと悩むな。
ジューグ : シェラ、どっちをやる?
パテット : 残った中で攻撃する時に移動するのがミノDだけだと思うんだよね。
シェラルデナ : どの道、漏らしは出てくるだろうからな。
シェラルデナ : 私はヘレフォードやってくるかな。
シェラルデナ : ミノDはジューグに任せてもいいか? すぐに始末してくるからさ。
サンディ : よーし頑張れ!
ジューグ : ああ。
ジューグ : ビートル(コロコロ)
ジューグ : 1回回って10点ダメージ。
シェラルデナ : ガゼル、キャッツ、マッスル入れて魔力撃をヘレフォードに叩き込む!
GM : 1回転して33ダメージ。
シェラルデナ : ふふん、どうだ!
ヘレフォード : おごおお!?
ヘレフォード : き、きさまらあ、わからせてやるぞお!!
パテット : 僕等が勝ちそうなのはわかる(煽
ヘレフォード : 魔法拡大数のジャベリンだぁぁ!!
魔力撃で精神抵抗の下がっているシェラは失敗するも、高い出目で他のみんなには抵抗されてしまいます。
パテット : (コロコロ)ねえ知ってる?魔法の精神抵抗に成功したグラランはノーダメージだよ。
シェラルデナ : 魔力撃はこういうのに弱いからな!!!
GM : 抵抗成功なら9ダメージ、失敗なら17ダメージ。
ミノ弓A : マルチアクションいくぞお!(パテットを狙い命中力18)
サンディ : 弓でマルチできたっけ…?
GM : あー、うん、近接攻撃じゃないとダメでした。なのでただの弓攻撃をパテットへ。
パテット : まあよけられるわけないよね(遠い目
ミノ弓A : 22打撃点くらええ!
パテット : 始めて凄いダメージ食らった気がする;
ミノ弓B : おらはキュアハート数拡大で回復だ!
ミノD : マッスルビートルキャッツガゼル!(ジューグを攻撃)
ジューグ : (コロコロ)甘い。
GM : というとこで次回ですね。
GM : ミノ弓たちは逃げればいいのに(ry
シェラルデナ : まあ、家族なら逃げないんじゃないか? たぶん。
パテット : それ認めると超越者パーティに敵がいなくなるし(
パテット : ていうか僕が割と酷いダメージ受けてるから調子に乗ってるんじゃね(
サンディ : 相手にシューターがいると途端に後衛が辛くなるんだよねぇぇぇ
パテット : 射程50mの終律を使う僕が蛮族に疎まれてるのがよくわかった(
===再開===
GM : 戦闘中。
サンディ : どうやってしばこうかなー
シェラルデナ : 確実に1体ずつ落としていく方が楽かもな。後衛は後衛を制するのが一番じゃないか?
パテット : これひょっとしてヘレフォード倒したらそこで戦闘終わらないかな(希望的観測
パテット : とりあえず今の状態でエネルギージャベリン喰らったら僕は死ぬ(白
サンディ : 集中攻撃かけて1体落とすのがやっとかな。
サンディ : 火力が集中しづらい形になってて困るね。
パテット : 包囲戦ってまあそんな感じだよね。
GM : どっかの誰かさんがファイアボールのある世界で密集しているのはおかしいって話してたのが天に通じたのかもしれないです(ぇ
サンディ : 誰だよ(
シェラルデナ : 誰だっけなー!
シェラルデナ : まあ、私が先にズバッと動こうか。
パテット : とりあえず僕は呪歌やっとく(コロコロ)
パテット : お、次のターンも獣の咆哮いけるね。
シェラルデナ : 先動くぞ!!!(コロコロ)魔力撃な!
シェラルデナ : k46+15+6+(9/6)+2@10 //魔力撃+Muscle KeyNo.46c[10]+24 > 2D:[6,5 5,4]=11,9 > 13,12+24 > 1回転 > 49
GM : これはひどい(※いつものこと
パテット : 今回皆出目が凄いことにw
サンディ : うわあ(ドン引き
ヘレフォード : お、叔父貴ィ……かたきはとってくれ……
GM : ずばァ!
シェラルデナ : 分かった……じゃなくて、どうだ!!!!
パテット : あ、おじさんいるんだ、察しはつくけど(
ミノ弓A : うわァァァァ
ミノ弓B : あ、兄貴がやられた!
シェラルデナ : まだやんのか!!!!
パテット : で、どうする?こっちは楽素貯まってるから何なら回復もできるけど?(
ジューグ : そりゃいいんだが。
ジューグ : こいつらが生きて敵陣に逃げ帰ったらどうなるかわかってるよな?
パテット : つまり今夜は牛鍋だと(ぇ
ジューグ :
パテット : あの作品の牛型宇宙人ってラクシアの蛮族に似てるよなあとはオモタ(
パテット : で、僕の行動は終わってるけど皆はどうする?
パテット : まあこのターンは戦闘続行して良いんじゃね、捕虜を取るなら一人にしないとめんどい
シェラルデナ : 全部制圧だ!!!
サンディ : ていくのーぷりずなー!(何
ケイト : 弓2人でいいかな?
パテット : ミノDはジューグが回避する可能性があるけど、僕が弓をかわす可能性はほぼ無い。
行使の出目は悪かったものの、ダメージで30(一回転)ダメージと23ダメージ。ケイトってどっちかの出目が悪いんですよねぇ。
サンディ : よーしHP低いB狙うか。クリティカルバレット(コロコロ)
サンディ : まわらなーい!(25ダメージで残りHP3)
ジューグ : キュアウーンズ2倍しとくか(コロコロ)
ジューグ : サンディ全快、パテットが14点回復。
2回裏、ミノ弓Bはキュアハートで仲間を回復。弓Aはジューグを撃つものの、回避される。ミノDが全力攻撃でジューグを殴るものの、5ダメージ。
3回表、パテットの終律で弓Bが倒れ、サンディが弓Aを撃つものの、2点足りない。
ケイトはエネルギーボルトを撃とうとして一ゾロってしまう。
ジューグ : シェラ、全力移動で弓Aを確保してくれ。それで終わりだろ(ひでぇ
シェラルデナ : 全力移動して接触するだけでいいのか?
ジューグ : ああ。それで詰みだろ(何)
パテット : 急にまとめに入ったなw
シェラルデナ : そうする!!!
ジューグ : なんだ、最後の悪あがきで狙って欲しいのか?
GM : というわけでミノタウロスの群れを撃破しました。
(つづく)
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