狂育白書

土屋ありす

第1話 正論厨はいらない

 時に正論は人を傷つける。


正しい意見は重々承知の上。


全ての人が同意見だったら独裁国家に成ってしまうではないか。


言論の弾圧、時に言葉は凶器になり人を殺めてしまう。


 正論を語る人ほど矛盾した人格の持ち主はいない。


そういう人の方が表向き良い顔をして裏側の本性は悪人が多い。


汚くて醜くい人なんて数知れず。


 けれど綺麗な澄んだ水のような心の持ち主がいるのを私は知っている。


とてもキラキラとした真っすぐな瞳で私を見つめてくるから。


この汚れた世界でも泥沼に浸からず生きている。


私だけが知っていればいい。

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