第30話  心の炒飯を培養しよう

 ~三輪side~


 あれ?今日は平本君、高瀬くんと一緒に帰ってないんだ……


 平本君から拒否したのか高瀬くんから拒否したのかな?後で調べよう。


 あ、平本君がいつもと違う駅で降りた。いつもより一つ前の駅で降りたの何でだろう?もしかして誰かと待ち合わせ……?

 いや、そんな筈は無いと思うけど……私の調査に筒は無いと思うけど。


 けどやっぱり調査の制度を上げる必要があるかもしれない。新しい機材を導入してみるか……


 あ、大通りに出た。見失わないように留意しないと。

 小走りし始めた……何かやましい事があるから?いや、平本君に限ってそんな事するはず無いと思うんだけど。


 ……っ!何だあ!そういう事ね!

 銀将に行くために走ってたのね、この時間帯は混むから並ぶ時間を少しでも短縮するためだったのね!


 待ち時間は待ち人数から見て大体20分くらいかな?


 平本君は何食べるんだろう?どうせなら平本君と一緒のものが食べたいけど何食べるんだろう?やっぱりここは「餃子の銀将」っていうくらいだから餃子を食べるのかしら?


 けどここは中華料理屋。他のメニューもある。他にはえーっと……鶏の唐揚げ、ニラレバ炒め、焼き飯、棒々鶏バンバンジー回鍋肉ホイコーロー……本当にいっぱいあるのね。


 初めて来てみたけどメニュー豊富で凄いわね、この料理の作り方を是非勉強したいわ、それで平本君にご馳走するの♪






 20分後  ~Twenty minutes later~


 やっと平本君が呼ばれたみたい、私が呼ばれるまでは後5分くらいかかるかな?それまでは我慢しなきゃ。平本君は二階席かあ、なるほどね。



 5分後 ~Five minutes later~


 やっと私も呼ばれた♪

「こちらの席にお座りください!」


 え……私は一階席……?


 それじゃあ、平本君の顔見ながら食事が出来ないじゃない。けどここで店員さんに異議を申し立ててもヤバい奴になっちゃうから我慢しなきゃ。今日は色々と我慢したから帰ってアレして発散しないと……


 平本君が頼んでたメニューはもう知ってるからまだ心の安寧は保てる。


「ご注文はお決まりでしょうか!」


「焼き飯セット一つ。」


「ご注文は以上で?」


「はい。」


「そーはんせっと一つー!」


「「「「「「えーい!」」」」」」


 焼き飯セットは醤油ラーメン、焼き飯、ハーフ餃子。


 これ食べたら運動しないと……












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すいません、これ以上書くと埒が開かない気がしたので少々短めです。

コメントバンバン下さい。コメントがほしいです。

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