最弱の異能力者の成り上がり

したいなさん!!

第1話 全ての始まり

俺の名前は、神崎湊

最弱の無能力者だ

この世界には、異能力者と呼ばれる人間がいる

この世界に唐突に現れた謎の力だ

そして、この異質な力のせいでこの世界は狂い始めた

そして、この世界での異能力者と無能力者では、力の差もそうだが、

圧倒的に支配力が違う、敵を打ちのめす圧倒的な破壊力、

その全てをどれだけ兼ね備えているかが、決定的な違いだ

そして、無能力者である以上虐げられる運命からは逃れられない

そんな運命に抗う為の犠牲など、なぜためらうのだろうか

俺は、一切の躊躇いをすてる

敵はみな、殺戮の限りを尽くすまでだ

俺は、そう決意する

今まで虐げてきた無能力者にひれ伏させてやる

俺の全てを奪ったあいつらを必ず殺してやる

俺は、そう深く決意する


【深夜の公園】


場所は深夜の公園だっただろうか?

そこで俺は、散歩に来ていた

いつもの日課だ

その日課をこなすために俺は、毎日ここに来ている

そこで、とある光景を目にする

名前も知らない少女が、知らない男には襲われている姿だ

特に助けようという気はさらさら起きなかったが、俺は

少女と目が合ってしまった

そこで俺は助けること決める

別に今更こんなことが起きようとも、これからは

それ以上の出来事が沢山起こるだろう

だからこの場で問題ごとを起こそうが俺の勝手だ

だから、俺は少女を助ける


「おい」

俺がそう声を掛けると男はびくりと体を震わせる

「みたのか?」

「ああ、はっきりみたさ」

「それで、お前は俺にどうするつもりだよ」

「そんなのはひとつしかないだろ、無能力者?」

「無能力者....か」

「痛い目にあっても知らないぞ」

俺は、そういうと男が能力を使う前に攻撃を仕掛ける

そして、俺の攻撃が異能力者の関節に入る

そして、異能力者はバランスを大きく崩す

その隙をついて俺は、更に攻撃を与える

その出来事はほんの一瞬の事だった

俺は、直ぐにその場を立ち去る

幸い、少女に顔は見られていないし

俺は、直ぐにその場を去った


【家での話し】


「ふう、まさかあんなのに遭遇するなんてな」

「本当にあなたってついていないのね」

この女は卯月時雨

異能力者だ、こいつの異能力は物質の質量と重力を操作する事だ

彼女は元々異能力に目覚める前はかなり強い剣士だった

今は、異能力者たちの学校の教員をしている

何故、そんな人物と俺が同棲しているのかって?

それは、俺が今度から異能力者の学校に通うことになるからだ

そんな俺が何故異能力者の学校にいけるのか、それはかなり単純な理由で

俺の異能力がほぼほぼ無能力者に近いが、少し身体能力を強化する事が

出来る、この異能力は常時発動しているから、俺は他人より少し身体能力が高い

だけの異能力だ、だが使い方によっては化けると思うが、他の異能力者と

比べると俺の異能力はかなり見劣りする

だけど、この国では異能力を持っている者は、異能力者の学校に

通う事が法律で決まっているため、学校に行くのである

一定の年齢になれば卒業出来るし、卒業するまでに異能力をコントロールすることが

条件だったりするため、その辺はおいおい頑張っていく

「明日からなに随分と余裕なのね」

「ぶっちゃけ緊張して寝れないっていうのが正しいな」

「あなたでもそんな事あるのね」

「まあ、人間だしな」

「それくらいはあるさ」

「そうね」

「あなたなら大丈夫よ」

「そうだといいんだがな」

俺は布団に入る準備をして、深い眠りにつくのであった

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最弱の異能力者の成り上がり したいなさん!! @sitainasan115

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