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  • 第9話への応援コメント

    企画参加ありがとうございます。けろぬら(徘徊中)です。

    主人公とヒロインが対照的な様に見えて本質は同じものを持っているのかと。
    彼等の会話は、ある意味お互いに投げかける自問自答で自分の存在を確認し合っている、そんな風に感じました。
    産まれも育ちも違う二人が、この世界で生きている証を求めている潜在欲求が発露した一つ、それがこのお話なのでは、と。


    世界観なのですが。
    大戦後により崩落した社会が、人種の分け隔てなく存続のために合理性を求めてリスタートした、と言う随分と壮大な背景での認識です。
    しかし、現状の社会情勢がどの様になっているのかがミクロ視点でのみ情報開示されているため、その魅力的な背景がお話に絡み辛くなってしまい十分に生かしきれなかった様で勿体ないなぁと思いました。

    そのため、主人公とヒロインは学校と言うか訓練所と言うか、この小さな箱庭の中でお話が完結してしまうため、ぶっちゃけ、現代劇の学園ものでも設定を多少置き換えれば成り立ってしまうお話の構成だった印象です。

    乱筆乱文で申し訳ないですが、このあたりで。
    では、また。