第21話 H
飛ばして帰って・・・浜名湖グランドホテルに戻る・・なんて事は
まるっきり考えていなかった(笑)。
そんなにHしたいって思わなかったので。別に。
そのヘン、僕は変わっている。
ふつうは、したくて仕方ないらしい。 へーぇ。あんなもんがねぇ。
音楽小説の「キャバレー」の主人公のサックス吹きが
似たようなことを言っていて。そのうち、ホステスの一人に
犯されてしまうのだが(笑)
「あんな、ものか」
・・・同感だなぁ。
女の子も、見ててかわいい、とおもってるうちはいいけどネ。
そのうち、侵略しようとしてくる。
ロシアのプーチンだ。いや、ラスプーチンかな。
アッチがメインだから(笑)
♪らー、らー、ラスプーチン♪ ちゃっちゃ。
それはともかく。
珈琲飲んだけど、朝まで飛ばしても疲れるし
CR-Xでシート倒して少し寝た。これがあるので 2+2はいい。
ユーノス・ロードスターとかが出た時も、それが出来ないので
買わなかったりして(ロータス買うんだけど)。
明け方・・・・
白み始めた東名高速を
長距離のトラックが居なくなった頃、ゆっくりドライブ。
音楽聞きながら。
こういう気分は最高。
マサエちゃんとは、そのあと何にも無くて
でも結婚はお互いせず・・・
この数年後、なぜか偶然、オレが有給取って
スキーに出かけた先、小海リエックス・スキーバレーで
出会った。
今思うと、コレも偶然じゃなくて・・・策略だったのかな(^^)。
スパイがいるし。いっぱい。
有給取ったのがバレちゃうし、同じ会社だと。
マサエちゃん本店、僕支店。とは言うものの。
この90年頃は、OLの読む雑誌に「男の数が多い」とか言われてたけど
アッシーくんとか、メッシーくんとか。
僕んとこはそうでもなかった。
因みに1台目のCR-Xを買ったのは・・・友人の持っていた同じ型に乗って
面白そうだから、と。
パワステなし。パワーウィンドなし。リモコンミラーなし。
エアコンもなしにしようと思ったが・・・セールスが「それだけは止めて」と言うので
止めた。
ハンドルも軽く、思ったほどでもない。820kgの軽量。
今の軽自動車で言うと、エブリィ・バンくらいだから
それで130psはとても速い。
クルマはもともと買うつもりはなく・・・兄が押し付けてったマーチ・ターボが
ATだったので、面白くないし、燃費悪い。
まだ残債があったので、それ精算してオレのものにした。
MTだったら乗ってたと思うけど。
その1台目CR-Xではいろんなところに行ったが・・・貰い事故2回。
どっちも市街地で、僕は悪くない。
一時停止を無視して出て来たクルマに当てられて。
1回目。優先道路を走っていて、と言うか
全開で加速していて。
一時停止を無視して出てきたスバル・ジャスティのオバンの
前フェンダーに突っ込んだ(笑)でも、ちょっと向こうが凹んだくらい。
こちらは無傷。バンパーが汚れたくらい。
2回目、パチンコ屋から出てきた130Zが右ドアの後ろに突っ込んで
サイドシルが凹んだ。これは痛い。
リアフェンダーパネルごと変えたが、元の走りに戻らず。
どうもCR-Xは運が悪いと言うか・・・・2代目も、アパートの屋根から
ペンキ缶が落ちてきて(16Lの)。ルーフサイドが凹んだり。
たまたま、アパートの屋根の塗装をしてた業者が置いてた缶が
風で落ちて来て。
そんなこともあった。
でも、いっぱい走ったので思い出も多い。
1台目を乗せてくれた友人が、大学生になり・・・千葉に引っ越した時
遊びに行って。
深夜の東名を飛ばして。
首都高でコーナーリングを楽しんだりして。まるで靖子だなあ、なんて思いながら。
途中、渋滞に嵌ってしまい・・・。
トイレに行きたくなった。
止むを得ず、路側帯に停めて放水(笑)とか。
オトコは便利である。
これは聞いた話だけど、スキーに行く時に・・・とある女の子が
やっぱ、おなじ状態で。
クルマ停めて、放水。
したら、止まってた車の曇ってたガラスが
拭われて。
目玉が見えたり(笑)
でも停めるわけにも行かず、そのまま出し切ってきた、とさ(^^;)
CR-X。惜しげなく使える日常の足で、スポーティで。
いいクルマだけど寿命が短い感じ。
1台目も、3万kmくらいでエンジンやボディがへたってきた。
ところ、事故=>売却。
2台目も・・・同じくらいの距離で。こんどは事故ではなかったものの
なんというか、FFの走りに少し飽きてきたのもあって。
FR。乗ってみようかなぁと思ったのが
ロータス7レプリカを買うキッカケだったりする。
CR-Xのドア・トリムは
モケット張りで、なんとなく汚れそうだけど
水はじきになっている黒。だから雨は大丈夫っぽい。
ホンダは、ちょっと面白いドアロックで・・・
運転席はロックしたまま、ドア閉じるとき
ドアハンドル持たなくてもそのままロックできる。
だから・・・間違えて閉じこんでしまったりする(笑)。
2台目はパワー・ウィンドだった。
嫌だったけど、標準なので仕方ない。
営業が「パワステ外さないで」と言うので。
下取りの時に困るそうだ。
それで・・・お昼休みに会社の駐車場に止めて。
帰る時。
「あっ」閉じちゃった。
どうしよう・・・・。見たら、すこしウィンドが開いてる。
ラッキ☆。
守衛のおじさんに針金の太いの借りて・・・・。パワー・ウィンドのスイッチ押した。
大成功。
最初はロック外そうと思ったけど、中のワイアーがよくわからず。
もう一回やったときは、こんどはウィンドが閉じてたので
守衛のおじさんに自転車借りて(笑)家まで取りに戻った。
のどかな会社である。
安田さんに事情話して「ああ、いっといで」にこにこ。
家まで片道30分。まー、そういうことに煩い時代でもなかった。
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