浮気した二人、揃って〇〇になったw自業自得だよなww美少女な幼馴染彼女をイケメンの双子兄貴に寝取られた俺→兄貴の婚約者を全力で寝取りに行くから覚悟しとけよ(怒)。浮気は絶対に許さねぇ!
雲川はるさめ
第1話
美少女な幼馴染彼女をイケメンの双子兄貴に寝取られた俺→兄貴の婚約者を全力で寝取りに行くから覚悟しとけよ(怒)。浮気は絶対に許さねぇ!
俺の直感力に拠れば。
イケメン兄貴と美少女な幼馴染彼女は間違いなく寝たな。
「ちょっと、待って、急に部屋入ってくるとか
おかしいでしょ!?」
「いや、おかしいのは、お前らだろ?なんで
ベッドでイチャイチャしてる?
しかも半裸で」
「あのだな、シンジ、これには
訳があって...」
「は?浮気だろ、これ。
ベッドの上には大量の丸めたティッシュが散乱。うわぁ、もう不潔の極みだよな...」
俺達は双子のため、
部屋も一緒だった。
2段ベッドで、俺が上で兄貴が下に寝てた。
ちょうど今、兄貴がいつも寝てる下のベッドが
埋まってた。
兄貴シンヤが慌ててる。
俺はバイトに行ったのだが、
情けない話、曜日を間違えてた。
だから、急遽帰宅したんだ。
そしたら、どうだ。
このザマか...!!
幼馴染で美少女のアイリ。
大慌て上の服を着てた。
兄貴シンヤも急いで服を着てた。
「浮気じゃないよ、これはさ、ちょっと
練習?みたいな?」と幼馴染のアイリ。
付き合って三日目にして彼女に裏切られた。
俺はまだアイリと寝てなかった。
「ああ、そうだ、アイリがシンジと寝るの自信がないからちょっと試そうってことになってさ...」
ふざけんなよ、と思った。
「さよなら、アイリ。それから兄貴も」
「俺は兄貴の大本命を全力で落としにかかります。今からちょっくら兄貴の彼女の家に行ってきまーす!」
「や、やめろ...!婚約破棄になる...!!」
「ちょ、待ってよ、彼女いたの!?しかも、婚約って!?」
「写メはさっき取りました。
ほら、これ」
俺はスマホを取り出して見せた。
兄貴は青ざめ、俺に土下座してきた。
「いや、許さないよ。じゃ、ちょっくら
兄貴の大本命彼女の家に行きますわ」
兄貴の大本命彼女は。
俺の家からそう遠くないマンションに
住んでいた。
日曜日ののどかな昼下がり。
俺は部屋の呼び鈴を鳴らした。
程なくして、
綺麗な女性が出てきた。
官僚の仕事をしてる彼女。
「話があるんだ。凄い大事な話」
「何?」
彼女は俺を家に上げてくれ、
紅茶とお菓子を出してくれた。
「ショックだと思うけどこれを見てほしい..,」
「俺の彼女と寝てたみたいでさ...」
「婚約は破棄する...許せないから...」
「慰謝料も請求するわ...」
「よりによって私の妹と寝るなんて、
ふざけてる...!!妹ととも縁を切るわ。
あの子今、ニートだから資金援助してたけど、、」
「本日をもって、姉妹関係はナシ。
そして、仕送りもしないし、この家からも
出て行ってもらう」
「貴方も私の妹とは別れるでしょ?」
「勿論」
「そうだよね...もしよかったらなんだけどさ、」
「この家に一緒に住まない??
私、一人暮らしは寂しいから」
「いいんですか?」
寝取られたら、寝取り返す。
目には目を。歯には歯を。
ハンムラビ法典にそんな言葉が書かれていたな。
俺はそれを。
如実に実行に移した。
半年後にアイリのお姉さんと籍を入れ、
式を挙げた。
先場にはアイリは欠席して
いなくて、兄貴もいなかった。
さて、
ここから先は後日談になる。
兄貴は慰謝料の返済と見栄を張って買った車のローンの支払いに追われてた。
アイリは部屋を追い出され、
何とか自活しようとキャバ嬢の仕事を始めたが、酒を飲み過ぎ身体を壊して今入院してる。
お客さんと寝て、営業していたと見えて
感染症にもなったらしく、兄貴も
病気をうつされて医者通い。
日々、「なんで、俺がこんな目に...!!」と
嘆いていた。
一方の俺はといえば。
幼馴染彼女のお姉さんと新婚生活を
ラブラブに過ごしてる。
兄貴よ、アイリよ。
神様がバチをくれたんだな、と思えよ。
過去の過ちをガチで猛省しろ、二人とも。
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浮気した二人、揃って〇〇になったw自業自得だよなww美少女な幼馴染彼女をイケメンの双子兄貴に寝取られた俺→兄貴の婚約者を全力で寝取りに行くから覚悟しとけよ(怒)。浮気は絶対に許さねぇ! 雲川はるさめ @yukibounokeitai
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