05.10.戦利品
「これは
「
初めてと聞いて
「羨ましそうに
「う、羨ましそうになんかしてないし、もう17になったし」
「そうだった。
今度は
女子高生って……
キメ細かい肌……
うううう、若い!
「よ、宜しくね、
「こちらこそ……」
「こっちは
叔母?
しかも今朝って……
「数合わせの為に無理やり……とか……」
「そんな事はない。たまたま今朝だっただけで
「ちなみに29歳。
「別に焦っているわけではないが、元気な子を産んでやりたいからな。今朝もたっぷりと仕込んでもらったところだ」
私だって覚悟ぐらいできてる
そうよ、他の女の子たちはまだ学生
今すぐ産めるのなんて私とこの人ぐらいじゃない!
そして私の方が若い!!
そう考えると自分が優位に思えてくるのだった。
「そうよね。頑張りましょう、お互いに」
「ああ。宜しくな、
「わかったわ、
「嫁は皆平等。子供を産んでも変わらない」
二人の間に不思議な連帯感が芽生えたのだが、優位に立とうとする
「わかってるわよ」
なんだ、六人目だからって順位が下がるわけじゃないのね
「
最後に
◆◆◆◆◆ ◆◆◆◆◆ ◆◆◆◆◆
「三日間冷やしてその後温めるのが基本的な治療方法みたいですよ」
ネットで調べた
「こここ、ここまでする必要……あ、あ、あるのかな……」
真冬に冷水を浴びせられている
「い、い痛み……」
それは、浴びせている嫁たちも同じ。
「いいい、痛みっていうか……、さ、寒……寒くて……、寒さ以……外感じない……かな……」
「だ、だ、だ、大丈夫なの、ア、アンタ……。ふふ、震えがととと、止まらないじゃない」
「そういう、あ、
「そ、そろそろ上がりましょうか……。綺麗になな、なったみたいですし」
「そうだな。温め合いながら子作りだ」
何故か平気そうな
「ち、縮んで……」
「みみ、皆んなはあた、温かいお風呂に。僕は先に――」
「だったら……あたいも……。あたいの……為に……こんなに……なるまで頑……張ってくれ……たんだもんな」
「そ……うね……。私も……」
こうして、只打ちのめされただけなのにヒロインを救出したような扱いとなっている
遠慮したのか、単に寒さの限界だったのか、他の三人はしっかりと温まってから部屋へと向かうのだった。
この日、
◆◆◆◆◆ ❤♀♂♀♀❤ ◆◆◆◆◆
そして、温まった三人も合流し……
◆◆◆◆◆ ❤♀♀♀♂♀♀ ♀❤ ◆◆◆◆◆
昼前だというのに嫁六人と贅沢な時間を過ごした
「行こうか、
「ああ、勿論だ。あんな奴らと縁を切る。ずっと
「うん。その為にも挨拶はしておかないとね」
「挨拶って……、無駄だって。あいつらが認めるわけない。この一週間ずっと……」
この一週間、
「それでも挨拶だけはしておきたい。認めてもらえなくても
ここに
「わかった。だったらあたいも宣言する。一緒に宣言しようぜ、
「ああ。皆んなも一緒に来てもらっていいかな。
「勿論だ」
「この前より増えてるからびっくりするだろうな、糞親父」
「
「私はいいわよ。もう大人なんだから親にとやかく言われる筋合いもないし。そうだ、住所教えといて。流石にいきなり
「
「そんな顔しなくてもちゃんと行くわよ。仕事ってそう簡単に辞められないのよ。次の仕事も探さないといけないし」
「だったら迎えに来ます。その時に挨拶もさせてもらいますから」
こうして
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