村人Aは恋に恋をする〜寝取られたはずの剣聖(幼馴染)が僕の弟子になりました?〜
透真もぐら
世界観
〈世界観〉
モンスターと多種多様な人種が存在する世界。家電類や電話機、汽車などのテクノロジーが確立しているが、モンスターがいることで危険度の高い場所や人族独自の文明が色濃く現れた地域など多くの未開の地、謎が残されている。
なお、テクノロジーの進捗がバラバラなのはその技術のほとんどの生みの親であるマララ=ロバートに興味のあるものしか作らないという性質があり、彼女にとっては汽車などの移動手段や建築物よりもテレビや携帯などの家にいられる機械の方が興味を持てたからである。
〈主な場面〉
ロッドリン
近辺にある主要国家四つのうち、最も西側にあることから西の国と呼ばれている。また、風が強いことから風の国とも言われている。
他の大国に近い地域ではその国の文化と混ざり合った習慣を持つ地域が多い。
魔王を倒す勇者の物語が他国にも広く知れ渡っており、英雄譚といえば勇者と言われている。
8年に一度、"翠風祭"と呼ばれる祭りが行われている。
王都の名前はクローバー。
奈落
御伽噺に出てくる未開の地。モンスターそのもの説、モンスターが生まれる場所説などが提唱されているがまだ何も分かっていない謎の眠る場所。
〈人種〉
人語を解することが人間である条件。
普通人族:最も一般的な人間。数が多い。
獣人族:獣の特徴を持つ人間。様々な種類がいる。
精人族:俗に言うエルフ。魔法の扱いに長けている。
龍人族:龍の特徴を持つ人間。気性が激しい。
巨人族:大きな人間。珍しい。
鬼人族:鬼の特徴を持つ人間。絶滅しかけている。
魔人族:人間というよりは人語を解するモンスター。
人族間同士の争いは過去から長く続いており、今もまだ世界中で迫害や差別的風潮がある。
〈モンスターに対する人間〉
モンスターに対する人間の態度は"飼育"と"討伐"の二つに分けられる。モンスターを"討伐"するために人間は"魔法"、"闘術"、"称号による加護"を習得した。
魔法とは、万物に宿る魔力を媒介にして現象を引き起こす力のことである。
闘術とは、自らの心と技と体を用いて力を引き出す術のことである。
称号による加護とは、選ばれし者だけが持つ力のことであり、自然法則を狂わすほどの強運のことだと言っても過言ではない。例として"剣聖"の触れるものを剣状に変える加護とはたまたま触れたものが剣状になったという事象であるということが挙げられる。
また、魔法には限られた者にしか使えない固有魔法というものがあり、これは強力な効果を持つ。
〈魔王〉
初代勇者ジャスミンの父親が変貌し、人間としての言葉を忘れたことで生まれたモンスター。強大な力を持つ。
魔王を倒すことができるのは魔王の血を引き、"勇者"の加護を持つ勇者の一族だけである。
強い生命力を持ち、何度倒してもある一定の期間が経つと復活するため魔王が復活するたびにロッドリン政府は勇者パーティーを組織、討伐している。
また魔人族から言語を奪いモンスター化させる力を持つ。"魔人鳥"、"魔人龍"、"魔人虎"、"魔人亀"と呼ばれるモンスターを復活するたびに揃えており、これらの強力なモンスターを"魔王四天王"と呼ぶ。
魔人族をモンスターにするというその特性から魔人族を人ではないと迫害する風潮を促進させている。
〈組織〉
ロッドリン政府
ロッドリン王国の政府。
ロッドリン平和委員会
国家政府内のモンスター被害の対策を管理する主な組織あり、勇者パーティーやポーター、ロッドリン王国兵に様々な任務を与えている。この任務を赤鳩と呼ぶ。
勇者パーティー
モンスター"魔王"の討伐のためにつくられたパーティー。魔王が復活する度に初代勇者パーティーである"勇者"、"剣士"、"魔法士"、"拳士"、"聖女"の称号を受け継ぐ者を探し、魔王討伐の任務を与えることにより結成される。
ポーター:栄光へと導く架け橋
近辺にある主要国家及び世界中から集められた最強の人員で構成された組織。初期メンバーの一人であるジャスミンの出身地がロッドリンにあるだけでロッドリン直属の部隊ではない。リーダーはカンジ=コワモテ。総員9名。
ロッドリン王国軍
ロッドリンの治安を守る国直属の兵士。
冒険者ギルド
国が干渉するほどでもない依頼をこなす組織。その仕事は運搬やモンスター退治、台所修理、ドブさらい、稲刈りの手伝いなど多岐にわたる。国中に支部がある。
凱砂団
圧倒的規模を誇る傭兵団。構成員のほとんどが戦争孤児であり、モンスター退治ではなく、戦争においてその真価を発揮している。ロッドリン国軍、冒険者ギルドに並ぶ三大戦力の一つであったが近年解散した。
青鮫
ロッドリン内で禁止されているはずの奴隷売買を行っていた組織。その勢力は大きくロッドリン内に広がっている。
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