天秤論～能力者達の礎～ 専門学校編

第22話 絆をつなごう③

ピロロロロ

龍の携帯がなった！

龍「もう近くにいるのか！この世界は意外とせまい可能性があるな。」

チリーン チリーン

龍「千鶴ちゃん、この音は運命君だよね！幻術解除お願い出来る？」

千鶴「了解！幻術解除！ハァァァァァ！」

深海「変な匂いしない？」

龍「畑瀬君かな？！コレはどう対処すれば。。。」

龍は寝てしまった。

風音「千鶴ちゃん！深海ちゃん！三角防衛するよ！」

三角防衛とは、三人で背中合わせになって、全方位からの攻撃を守る事である。

深海、千鶴「了解！」

眞白「十字架、吸血鬼武装！」

王子「イザナギ武装！」

綾杉「ブック！眞白ちゃん血をわけて！！」

眞白「ブラッディちゃん、綾杉君所に行って！」

零和「妖刀、蝉時雨！」

風音「ヤバい！敵は全員行動しているぞ！一回立て直すぞ！タイムスリップ！」

シュン。。。

風音達は、一旦ひいた！

千鶴「やばかったね。龍、起きな！」

龍「ん？あっ、やべぇ！どうなった？！」

千鶴「風音君の、能力で、一旦ひいたわよ！しっかりしてよねリーダー！」

龍「すまん。時雨君達にも知らせないと！」

ピロロロロ

時雨「ん？龍からだ。敵は全員行動している。ってさ。」

終夜「俺らの作戦が失敗か？！」

時雨「いや、別れているよりかは戦いやすい。」

終夜「なんでだよ？！」

時雨「全員行動しているって事は、逆に考えたら、そこに、抜け穴があるって事よ。まぁ見てみな。」

アリス「敵の反応があるよ！」

時雨「敵が来るぞ！」

眞白「時雨君達みーつけた！十字架、吸血鬼武装！ハァァァァァ！」

王子「イザナギ武装！」

零和「妖刀、蝉時雨！」

綾杉「ブック！」

時雨「お前らは大人数でいる分、死角が多すぎるんだよ！零式発射！」

バサーーーー！

時雨が神沢のネットに、引っかかった！

時雨「幻だよ。」

ボワン

ネットに引っかかったのは、時雨の分身の御札だった！

眞白「時雨君どこ？！」

時雨「零式発射！」

アリス「アイアン・メイデン！さーらに、アリス・イン・ワンダーランド、THE END!!」

終夜「俺も新技出すか！幻術、ライオネル！」

ライオネルとは、ライオンが数十体突撃して、噛み付かれると、ライオンがネットになって捕まえるのである！

川田「二刀流、風見鶏！」

花音、神沢、運命、畑瀬の背中の紙をやぶいた！

花音「時雨、強すぎるよー！」

眞白「4対4だ！まだ戦えるぞ！諦めるな！」

深海「グラビティデイズ！」

龍「パラノーマル乱反射！」

時雨「お前たち！」

龍「遅れてごめんよ！コレで形勢逆転だ！」

眞白「ぐっ、重力で動けない。。。」

王子「ぐっ、俺もだ。。。」

時雨「コレで終わりだよ！零式発射！」

終夜「終わりだ！」

プツン

終夜「え？」

ザバーーーーーーン

神沢のトラップ、水龍轟音炎が発動した！

時雨「え？」

赤チーム全員ずぶ濡れになって、背中の紙を溶かした。

終夜「嘘だろ！こんな終わりあるかよー！」

眞白「神沢さんナイス！俺らの勝ちだな！」

神沢「攻撃にはならない程の攻撃だけど、この戦いには、使えるかなって思ってさ。うふふ！」

こうして、戦いは、終わりを迎えた。