明日に成ろうよ
ヒナタジャンクション
第1話 時間だヨ!全員集合
「あれ?部長は?」シェパード系の彼は部室に入りながら尋ねてきた。「まだ来てないよ」ゲイの僕が答える。「てか、アキラっていっつも一番乗りだよな」パイプ椅子に腰掛けながら彼は言う。「うん。別に意味はないけど、ホームルーム終わったらすぐ来るから」スマホを片手に僕は言う。すると、部室のドアが開かれた。「あれ?私が一番乗りやぁ思うてたのに、もう2人もおるんやね?」金髪のロシア美女は、飴をくわえながらそう言った。「その飴って何味なの?あ、何味ロボ?」後ろにいるロボットは目の前のロシア美女に問いかける。「無理せんでええのに。ほんまは普通に喋りたいんやろ?いちいち『あ、ロボ』とか言われたら、そんなんもうギャグですやんってなるやん?」キレキレにツッコむロシア美女。そして、間もなく声が聞こえてきた。「おー、みんな集まったか」
ゲイ、二足歩行のシェパード、関西弁ロシア美女、設定を忘れがちなロボット、そして部長…4人だけでも充分賑やかなメンバーなのだが、そこにアフロも含め全身カラフルな部長が加わるとかなり印象が変わる。そして我々が何者かというと…
「それにしてもこの『アスナロ防衛隊』って名前、誰が考えたんだロボ?」「それ!クレヨンし◯ちゃんやあるまいし」
…そう、
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