第432話 サヨウナラ
訓練の後、寮へ戻る暗い夜道で白い影が何かを持って動いていた。
俺は腰を抜かして逃げようとしたが、あの動きは――手旗信号だ!
「サ…ヨ、ウ…ナラ?」
翌日、海の事故で行方不明になっていた先輩が引き上げられた。
きっとあの影は彼だったんだろうなと今でも思っている。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます