第328話 足跡が教える過去と未来
雪に足跡をつけて進む。
途中で私の足跡が一歩ずつ別物になっていると気づいた。
しかも驚くことに、それは靴底の柄もサイズも私が今まで履いてきた靴のものだったのだ。
そんな時、正面にも勝手に足跡がつく。
これは未来の分か。
見守っていると二種類で足跡は消えた。
……未来の分なのに?
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