第266話 息子画伯によれば

息子の絵には緑の頭部から触手の生えた宇宙人のような生き物が工場でせっせと働く光景が描かれていた。

培養した何かの肉をパッキングしているらしい。


三歳でこれは立派な画伯だ。


誇らしく思っていたその数ヶ月後、息子に絵を通じて未来予知出来る力があるとわかった。


なら、あれは…。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る