第203話 友達の家でかくれんぼ
友達の家でかくれんぼをすることになった。
重そうなカーテンが膨らんでいたので喜んで近寄って「見つけた!」と叩くと、中から布をトントンと叩き返されたものの返事がない。
不思議に思っていると後ろから友達の声。
しかし足音がしなかった。
僕はようやく気づく。
どっちも友達じゃない。
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