フランスパン
好きで 好きで
気になっているわ
別れを選んだ覚悟は
死を選んだのと同じ
忘れなければ 辛いのは自分
私は 頑張ってみたけれど
ごめんね
私は今日も 楽になるわ
魚になりたい ウロコをたくさん作る
綺麗な体が大好きな
あなたに嫌われるように
どんどん 裂いていった
微笑みながら
生臭いバターを たっぷり塗った
フランスパンを
街の人に売っておいで
そう 魔女に言われたから
左手に抱えた フランスパンに
私はもっと味をつけて
自分で食べ尽くした
全てが 終わるように
葉っぱの数だけ言霊がある 柚子川 明 @yuzukawa_may
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。葉っぱの数だけ言霊があるの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます