ファン。

売れない芸人の僕には1人だけファンがいる。

その人は、いつも出待ちをしてくれる。

缶コーヒーや、お菓子、惣菜の差し入れだってしてくれる。


まだまだ前説しかさせてもらえないけど、応援してくれる人のために面白くなりたい。

そう思っていた。



今は、この人のために面白くあり続けたい。

そう思う。



僕のファンは0人になった。

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