72ぶんの1
ゆゆりな子
DRYな彼女は熱を出さない
「ぷ(うわっ)しゅーーーーーー」
「なによ!これーーーーーー」3本目の缶だけ吹きだした
車の揺れでこんななるかァ?……
「ファサッ」……おっ助かるぅ
ジャストミートで溢れた命エキスが吸われていくのを切なげに見届け‥ただけ!
ありが‥
ながら感謝を言おうとさーっと振り返ってみれば握り潰せそうなちいさい顔はモノ言わぬ豪商…あきないの方です。
ゴク…
なんか………………契約切られそうだよ‥
なんだろーか。なんなんだろーか。何でもするからーって言いたくなるって言うか言うが勝ちぢゃ……………をもし言ったらね。
この社長《おくさん》は寝るまでマッサージを仰せつける。問答無用でお応えしよう!という感じでおれも向かうんだけど
質疑応答、尋問は避けられぬっ…
鹿ーーーーーーしっ!
いい事だってあるんデス!!!!♡そう思いませんか♡?
濃く触れられるしぃ…これもマッサージです!揉み始めば意外と素直で可愛くなる。そしてある程度機嫌よくなれば♡…むはッ♡♡
今日の感じは…ムズいっ。
「ジッ‥ジーーー…聞こえるか‥ジッ」
「ジッ‥聞こえます!自分は広範囲に絶対防御(口を割らない)を展開中!
♡はまだ‥攻撃補足をして……!?バンッ!ジューーーーヮジュッ」
……無線は途絶えた…安易な判断は禁物という事だ…
ココロに【軍曹】を宿して指示を仰ぐつもりは…指示を貰う前に(古い銀ギラギラ〜)のシンクをシバく音で遮断された。「スゥッすすみませんっシタァーーーー」
いや‥とっさの謝罪で消えたのかもしれない
しかし謝るにも理由はある…
というかこれでチャラになったんぢゃない!?
「次!やったら知らんよ?」
…なんで女性はそうゆう時一変してキレのある話し方が出来るのか…言葉への重みと重みとお揉み♡がたまりません!
「アサカァハイパァーーーーードゥラァァァイィ」…………………………………………
……うん!笑わんネ!
「ゴクッ‥ゴクッゴッ」
「ミラクルです!」
へ?
………………ミラクルドライ?
………………それともミラクルハイパー?
ドライあってるだろー。ワカランケド。
「ジッ‥ジーーーー聞こえますか!グンソー!」
「ジッ‥聞こえている。」軍曹は呆れた物言いです
「作戦変更!おチャラけます。」
「ジッジーーーーゴホンッ。ジュヮ…」……軍曹…見ててください!
あっ‥聞いててくださいか。
「チーラリンチョ!ウーーーーーー」
「コト……コトコトコト」いつまでもフリック入力音を消さない御方。
全力でチャラけてチューをせがんだおれは「ムッとした‥」こっちみてないぢゃん……泣
軍曹に申し訳ないキモチと我が身のお粗末さを感じました。
「なにが?」……とりあえず無かったように…おおっ♡振り向く前にわかる!機嫌直ってるやつやんっ…♡
「これっ♡」
「フイッターランク‥ほら♡」
「な〜るへそねぇ〜っワカランケロッ」……いや見ても分からない。ていうか〇〇〇71なんぼ上がったの……
目をやるとすっかり笑顔満点ビューティフォーの♡で……フイッター民様ありがとおございます!
その顔を見ると…いや見なくてもだけど!そんなことでも喜べる♡が愛おしい!くるおしーー♡明日もやれる!
そして夢は儚く散り…地獄の悶絶尋問タイムに突入した。
72ぶんの1 ゆゆりな子 @mitora_yu-
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ある日のこと 今日のこと/まもり ちとせ
★24 エッセイ・ノンフィクション 連載中 116話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます