vol.11シフォンのミニワンピで臨んだ入社式/先輩からの第一声は「パンツ見えないように気をつけてね」
2021.4.1
これほどに体が重く感じた朝はない
ってほどノタノタグラグラヒクヒクと私は朝の渋谷を歩いていた、、、
あぁ、今日から社会人なんだ。わたし。
自分を保っていられるように、そして社員の人に私というキャラクターを示すために、シフォンのミニワンピをきて出社。
新卒社員は6人、全員女子。
みんな初日だからか硬い表情でなんだか話もうまく盛り上がらない
みんなキャピキャピ感ゼロ。キャピキャピ感満載の若さを売って色々ごまかしながら生きていきたい私としては、
みんなもっと媚びろよおら!
と心の中でおらついていたのだけど、そこは私ももう社会性。そういう感情は自己消化致します。
しかも入社式では新卒の私たちがなぜか階段の上から挨拶を強要され、初日からミニワンピを着ていった私は(自分らしさをアピっときたかった)無事、この太いおみ足を晒させていただきました。
まあそれはともかく、私なんだかこの会社での居心地が悪い。
自由な社風に、憧れていた編集職、就活で求めていたものはあるはずなのに
華のクリエイティブ編集者なのに、
何が足りない?
そんなことを考えながら頼まれた雑務を片付けていると、
「パンツ、見えないように気をつけてね」
と先輩社員さんから囁かれた!!(たった膝上7cmくらいよ?)
そう、この会社でミニスカートを履いているのは私ひとりだったのよ、、、そういえば正式に入社する前からこの会社でミニスカート履いてる人みたことないかも。
スカートを履いていた人はもちろんいつけれど、なんと長さが足首まである!
足首まである長さのスカートを私は人生で数えるほどしか着たことがない。
そうだ、私が感じていた居心地の悪さの原因はこの職場における【色気のなさ】なのだ!!!
しかもジェルネイルをしてる人も見渡した感じ若干名しか見当たらないし、みんな深爪?ってくらい爪が短い、、ってちょっとまってハゲてますけど?!もしかしてマニキュア?
いくらビューティ系の記事を扱ったところでこれがリアルなのね。
なんかみんな多分「いい」を「よい」って言いそう笑
なんだか初日からがっくし。
私はそれでもネイルもヘアスタイルもファッションも、変えないけどね(^_−)−☆
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