悩殺と撲殺は全然違うからね

「ぎ...ぎっぎ...ぎ……。えな」

「ゆ⋯ぅ。好き」

ゆーくんが初めてえなを...。やっぱり大好き..

もっと..もっと⋯虚ろな目?ていうのかな⋯してみた…

…きた♡可愛い〜正直なとこも……すきだよ


えなもいっぱい返したよ?



えなを抱きしめる⋯高揚……この感触。

……ずっとこうしていたい⋯


「えな⋯」

見おろしているえなの細くふんわりしたこの体。

俺のにしたい独占したい。


まこが隅に引っかかっているという事が嫌


⋯未練か⋯一度こうしてみたかったとかゆう邪念!無くなれ!



「な‥ぁに」



「俺と付き合ってくれない?」


「⋯ゆー」

……やっと。言ってくれた



「ここまでしといてそれ言わなかったら許さない気でいた...よ?」


これも本気だし⋯いいよね?でも..ゆーには付き合わなくても許してた。と思う⋯そんな気がする



「そんなわけないよ!ぜつたい!に!」



こわっ


⋯でもそれも.嫌いぢゃない



……でどっち...

「ゆ..ゆーどしたの」

照れてるの?きゃッ♡


⋯なんだろ負い目のせいか。2度も顔みて言えない

抱きしめて念をおった。


「仕方ないなぁ⋯付き合うに決まってるよ?でも……」

聞いときたい⋯ゆーくん信じれなくなるの嫌だし


念が届いたっ!でも?条件?そうゆう子だっけ⋯



「⋯でも?」


「ゆーホワモカもう飲んでたよね?なんで⋯嘘ついたの?ちょっと来るの遅かったし⋯」



「ごめん⋯嘘ついた。タスバで昔の友達に⋯」

「女?」


「うん⋯女と居たとか。なんか言いたくなくて」

やっぱり俺は下を向いてしまう⋯男らしくないな

ゆーってバカ正直⋯バイト先の〜とか言えばいいのに。でもそれなら、



「連絡先はどうしたの?聞いたの?」

「いや..ま.え。うん」


ずっと俺の彼女してくれてた感覚..なんか安心出来る。色々任せたくなる.


「ふーん⋯。」

「ふーん?」



⋯なんで?冷めたのか?⋯嫌だ。なんか寂しくなるのなんで..

振り返ってタスバ飲んでる背中はさっきまでの妖艶さはどこ行った!と言いたくなる。読めない⋯。


女心と秋の空⋯そんなことわざは要らないっ



「カコッ」

「ゆー?一緒住もっか。」

「⋯え?」


……一体どうゆう選択でどう考えて⋯




「ダメだろっ。えなパパに殺されるわ⋯」


それはまぢだ...電話してた時1度、パパさんに⋯「泣かしたら✕すぞ?」って言われた

電話で言われても想像よりやっぱ怖いよ?



「確かにーそれはそうなんだけど。」


「……ふぅ」



猪突猛進は時として災いをうむ...うむ。



「ぢゃあさ⋯合鍵作ってえなにちょーだいっ?♡」



合鍵かそれぐらいいい!

「りーかいしましたえな様♡」

余韻のせいか⋯

まだもう一本ぴしっとして……。いた?



ふふ...これが狙いなのに♡ゆーってばかぁ




「なら買い物ついでに後で作ろっ」


「いく〜♡ぢゃあ用意しよっ⋯ゆー見てこのシーツ⋯きゃは」

「はははははは⋯すごっ」



えなの指差す布団には初陣を戦った後がビッシリ染み込んでいた⋯



すみませんね♡




何やかんや片付けしたりして♡もう5時半


「おっしゃゃあいくぞー」


「別人なったねゆーあはは」




「ガチャン⋯カチャ。」


「…………。」


「そりゃなるよ♡なんか燃えてきた俺」

「〇〇だけでしょ〜♡」

「はははは⋯あほかっ」










「……グッ……。アイツ...。殺す。」

























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