8月9日:『予防接種』~呼ぶ声の方を見遣れば盂蘭盆会 説教垂れる酒気帯びの顔~

よ :呼ぶ声の

ほ :ほうを見遣れば

う :盂蘭盆会

せつ:説教垂れる

しゆ:酒気帯びの顔



【雑記】

 楠瀬スミレ様の7月1日のお題。本日、自分のワクチン予約が取れました記録と共に使用させて頂きました。

 例年でしたら若干うんざりな風景でも昨年、今年でしたら長閑な幸せとも取れなくはない辺り、人間(そして、私)は無いものねだりをする習性とつくづく感じます。


 私は注射平気族です。両手両足同時に打たれても恐らく大丈夫。今も月一回は針を刺されていますし、ドクター自身が拷問と言う激痛治療を受けていた時もありますので、蚊に刺されるより気にしません(病気を媒介する蚊は怖いです! 私は免疫が弱く、刺されると最低でも大袈裟に腫れ上がります)。

 これでも幼い時は嫌だ、怖いと思っていたのですが。病院へ行くだけで注射を恐れ、震え泣く兄がおり、三歳の時は既に私が先に打ってドクターや看護師さんの「痛くないよね?」に「うん! 痛くない」と強がってみせるのが恒例行事。怖がる権利もなく、いつの間にか慣れました。

 そんな私は今回、注射苦手をカミングアウトする大人の多さに驚きながら、健やかな方は注射を打たずに生きられるのだなぁ、と妙な感心の仕方をしております。

 オピオイドでは大した副作用もなかった一方、大抵の市販風邪薬に入っているという成分でほぼ全身ゴーヤ化したりもした結果、私は医療全て最後は賭けの感覚。今回のギャンブルはどんな目が出るでしょう。身体に関しては失うものが少ない分、ある意味、気楽です。

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