夢記録
ゆうひ
2021年10月9日 時空が歪み、帰って来れなくなる夢
帰って来れなくなる夢を見た
頭が重い。無意識に唸り、体を縮こませた。ここは病院…?かなりボロい造り。仕切りはなし。細い通路のようなところに2列ずつベッドが並んでいる。隣のベッドで男性が医師の治療を受けている。自分の番がきた。なんせ意識が朦朧としてたからハッキリ見えなかった。
医師は遠くに立つ若い女性に目をやり「彼女が助けてくれなかったら…」と言ったのは分かった。
遠くの彼女はどこか懐かしい雰囲気があった。私と同じくらいの年齢だろう。幼馴染…?退院が決まり、彼女はバスまで見送ってくれた。終始無言で最後まで誰だかわからなかった。何時…なんだ?車窓からは暗くて何も見えない。街頭に照らされた見覚えのある自宅付近の通りに降ろされた。
そこからたったの2ブロック先。しかしなかなかつかない。何故か道が3回ほどループしている。なかなかつかない自宅。まだ頭が重いので焦る気持ちもわかなかった。
やっとついた。紛れもない我が家である。これだけは確信できる。見慣れた玄関に4本ほど期限だけが違うペットボトルが落ちている。期限は2020年8月8日、他は覚えてない。2世帯住宅で一階は祖父母の家になっているんだが。そこには中年女性がいた。よく見ると若き日のおばあちゃん。生まれたときから病気で元気な様子を見たことはない。
「婆ちゃん、いま何歳だ?」
「おかえり、やぁねえ、43よ」
なんか元気そうだ。うーん。いま何年なんだ?自宅は2001年の秋頃に建てられたから、若い婆ちゃんがいるのは納得できない。テキトーにわかれて2階に上がった。おふくろがフライパンで料理している。肉をジュージューいわせながら、「おかえりー」と。さっきの婆ちゃん、おふくろと同じくらい…それにしても何事もなかったかのように…
いろいろおかしくなっている。
キッチンの扉が開いていて、外は薄暗いが、隣の空き地が見える。ワニが大量にわいている。そして、向い境の公園にアジア系の外国人の集団が桜の木を伐採して派手な車に載せている。
絶句した。
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