第二章やっと始まる教師生活

第二章プロローグ

 キーンコーンカーンコーンと、校内のチャイムが鳴り、俺は魔法学園の廊下を歩く。


 今日から、いよいよ俺がこの街に戻ってきた理由である、教師生活を今日から送ることになり、色々とごたついたりもしたが、やっと俺も教師である。


 しかし、メルジーナ様の方でも一枚噛んでるらしく、その話を聞いた時は激しく不安に思ったものだ。ルーナやアリスもこの学園でお世話になるらしく、ルーナは先生として、アリスはルーナの秘書的な役割を与えられ、この二人も一緒に働くと言ってくれなかったら多分逃げてたと思う。


 概要も、メルジーナ様から聞いている。俺が卒業して以来、一般生徒とは明らかに実力が桁外れで、飛び級卒業確定の魔法使い達が集められた特級クラスなるものに、俺が振り与えられ、現在そのクラスにいるのはただ一人だけらしい。


 うーん。激しく不安だ。メルジーナ様も「ティルファなら出来る。頑張れ」としか言ってくれなかったし、姉さんに聞いても、生徒の個人情報だからと言って詳しくは教えてくれなかった。


「……ここだな」


 階段を登り終え、上を見あげる。


 特級クラス。最上階全フロア分が与えられ、明らかに他のクラスとは待遇が違いすぎる。一般生徒からの不満とかはないのだろうかと思うが、そんなのは全くないらしい。そこは姉さんが上手く処理しているらしいが。


 さて、一体どんな生徒が待っているのかな。緊張とともに少しの不安。もし、めちゃくちゃメンチとか切ってくる生徒だったらどうしよ。


 すーはー、と深呼吸してからガラガラと意を決してドアを開ける。


「―――っ!!」


 しかし、次の瞬間、俺目掛けて巨大な火の玉が突撃してきたので、本能的に右手を上げて防御魔法を構築。


 ………おかしい。ただの魔法使いの魔法ならば、何もしないでも勝手に霧散してくるのだが、俺は先程魔法を構築し、魔法を防御した。


 となると、導き出される答えなんてただ一つ。


「神童、か……」


 俺の視界の先では、やけにぷるぷると震えている、ここらで見るのは珍しいエルフの少女がいた。



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さてさて、みんな気になるお待ちかねのガチャ報告会!


今回のエントリーウマ娘は、『砂のサイレンススズカ』とも呼ばれたダートのウマドルスマートファルコンことファル子ちゃん!


作者は三十回引きました。マンハッタンカフェ出てくるまで石を貯めようと思っていたが、ガチャの誘惑には勝てなかったよ……。


そして、なんと結果は、二回前のガチャピックアップだったカレンチャンと、まさかのサイレンススズカでした!


ちゃうんや!俺が欲しかったのは砂のサイレンススズカなんや!

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