ハブられ勇者の付き人やってます 別の場所に旅立った屑王子の体が、いつの間にか魔王に乗っ取られているんだが、どう言うことなんだ?
にがりの少なかった豆腐
主人公は苦労人
人物紹介 ネタバレ
主人公 書記官 ラン(21)
苦労人系主人公 王族の嫌がらせで勇者のお供に文系仕官が就くこととなり、そのしわ寄せで勇者の付き人になった人。
別段優れた身体能力はない(体力は除く)。文系特化型だが、幼馴染に付き合う中で得た持久力は王都に使える騎士をも凌ぐ。まあ、あくまで体力お化けのノーマルスペック主人公。
面倒見がいい方なので新人教育などに呼び出されることがあるが、その際も通常の仕事があり、しかも給料が変わることが無い。主人公の所属していた部署は超ブラック部署である。
勇者のお供をしていくうちに体力が増加しさらに脚力まで付いた。ただし、あくまで走るための筋力なので蹴りが強くなったとかではない。多少は強くはなったけど。
魔法は生活の中でギリギリ使える程度しかない。
幼馴染の恋人がいるが、職場では一切話していない。故郷に戻ってからしばらくして結婚した。元からではあるが尻に敷かれている。
聖女(仮) フィア(13)
8個下の主人公の妹 親も居ないし、兄と姉のように慕っていた幼馴染が一緒に王都に行く話に便乗して行ったら、何故か聖女にされた妹。基本的に流されやすい性格ではあるが、言うことはしっかり言う。
聖女に認定されて1月くらいは不安で碌に寝ることも出来なかったが、幼馴染の姉が聖騎士となって来てくれたので、それからは安心して寝ている。フィアは知らないが、夜這いを掛けようとしてきている輩が排除されている。幼馴染「こんな小さくてかわいい聖女に夜這いを掛けるなんて何事だ! 死ね!」←殺してはいません
聖騎士長 シア(21) 聖女(真)
主人公の幼馴染兼恋人 サバサバした性格ではあるが、割と思考は脳筋系。騎士になるために王都に来たはずが幼馴染の妹が聖女になってしまったので急遽聖騎士になる事になった。
本来なら下積みを経て騎士になり、聖騎士になるはずが、なんやかんやあって聖騎士長になった。単純に強いのもあるが、他の騎士に腑抜けが多かったのも要因の一つ。シア「お前らではあの子は守れん! 死ねぇ!」←殺してはいません
何だかんだ求心力はあるし、統率力もある。騎士団や教会に居る侍女にお姉さまと呼ばれている。
たぶんこの子を主人公にして書いた方が面白い。
勇者 転移勇者 名前なし
何だかよくわからない勇者 何がやりたいのか、何をするつもりだったのか、今ではもうわからない。
まあ実際は、単純にパーフェクトクリアのRTAをしていただけのゲーマー脳勇者だっただけ。
勇者からすればこの世界はゲームの中の話であり、クリアする対象でしかない。いや、一応現実としては理解しているから、犯罪とかを止めに入っていたのだけど。
最終話の3回目発言について
勇者はこの世界を何度も繰り返してプレイしている。その中でこの話は3回目であると言うだけ。ついでに1回目は、だらだらやったせいでフィア、シアが死亡。2回目は逆に早くし過ぎた所為でランが死亡。3回目でようやくこの主要人物3人から犠牲者を出さないことに成功した。
序でに、魔王に対して舐めプしていた理由は、2回目のランが死亡した事に繋がる。
勇者が単体で魔王を倒すと(正確に言うとシアから祝福を貰わずに倒す)、魔王が最後の足掻きとしてラン(主人公)の体を乗っ取る。弱っている所で乗ったるために完全にランのことを殺すことは出来ないが、出て行かせることも出来ないため、ラン「お、俺ごと斬るんだ!」になる。この際シアが浄化の魔法を使えばランは死なないが、あくまで直ぐに死なないと言うだけで次第に弱って死ぬ。結局、変に先走るとランが死に遅いと他の2人が死ぬ。
エクスカリバーの在り処を知っていた理由は1回目に魔王の魔法によって地下に落とされていたシアが死ぬ直前に地下から持ってきたため。シアはエクスカリバーを渡した後、祝福を渡して死んだ。シアは魔王の攻撃はどうにかできるけど、落下ダメージはどうにもできなかった故に死亡。1回目のランは勇者が居なくなった後に、後追いで自殺している。
周回のまとめ
1回目:遅れても魔王を倒せばいいんだろう?→主要人物が全員死ぬクソ展開に突入
2回目:遅れて駄目なら早く行けばいい!→そこそこ親しくなった主人公を殺さなければならなくなるクソ展開に突入
3回目:過去の反省を生かして遅くも早くもないタイミングで突入。死んだときに嫌な思いをしたくないから主人公とはあまり話さない→誰も死なないハッピーエンド! ただし思うところはある
4回目:あるかどうかはわからない
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