眠りの異世界

Y

第1話

俺はクラスの隅のほうにいる静かめな男子だ。周りは騒いで俺からしたら苦痛でしかなかった。「はやくこんなつまんない高校生活終わらないかな」と考える日々だった。なにごともなく今日も終わる、、はずだった。

その日は突然起きた。俺が布団に入り寝ようとしたその時だった、天井に大きなブラックホールのようなものが現れ俺はそこに吸い込まれていく。必死に抵抗するが意味もなく俺はブラックホールの中に吸い込まれてしまった。

目を覚ますとどこだか知らない家に俺はいた。

怖くなり逃げようとすると、「あ、目を覚ましたのね!」と女性の声が聞こえた。僕は焦った顔で「すみません、どちらさまですか?」と失礼ながらもきいた。すると「私はアリス、あなたのお名前も伺っていい?」といわれ、俺はすかさず「蒼といいます!」と答えた。事情をきくと道で倒れていた俺を助けてくれたらしい。しかしここは異世界。どうしたら現代の世界に戻れるのか俺はアリスにきいてみることにした。そしたらアリスは驚いた顔をして「そのことは誰にも話さない方がいい、話したら殺される、殺されたら現実の世界に帰るどころかあなたの存在すらもみんな忘れてしまう」といわれ、俺は頭が真っ白になった。そしてアリスが「現実の世界に戻りたいならこの異世界の王が大切にしてる1つしかない薬を飲めば戻れる」と話された。俺はなにを言っているのか理解できなかった。まずここは地球なのか、どんな人が暮らしているのか、王とは誰のことなのか。僕は気になることを全てアリスにきいた。そしてわかったことがある、まずここは地球ではないということだ、そしてここはパーセルという国らしい、そして1番驚いたのはゲームの世界のようになっているということだ、確かに住んでいる人もRPGに出てきそうな人たちばかりだ、少し外に出ればモンスターたちもいるらしい、そしてもちろんレベルもある、俺は命懸けで王のところにいき、薬を手に入れなければならないとわかった、しかしこれから俺はどうしたらいいかどうして生きていけばいいのかわからなかった、するとアリスが「私も一緒に戦う」と言ってくれたのだ、深くはきけなかったがアリスは王に恨みがあるらしい、俺はその一言を聞くと自分の中で決意した。そう命懸けで戦って現実世界に戻ると

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

眠りの異世界 Y @yudai2004

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ