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  • 第1話への応援コメント

    はじめまして。
    今更ながら、偶然、こちらを見つけまして、まさかの最終回のことを書いている方がいるなんて…!とびっくりして、読ませていただきました。

    私も風光る、全巻読みました。
    まわりに読んでいる友達がいないもので、あの最終回、もやっておりましたが、語る相手もおらず…でしたので、コメントさせてください!


    私は芹沢様と違い、新選組のことはほぼ知らず(何人かの名前を知っており、近藤さんと沖田さんは亡くなるってことくらいしか知りませんでした)だったので、セイちゃんは沖田さんの子供を産むか、もしくは一緒に散るか、の、二択の終わりを想像していました。
    (もう一つ、沖田さん死んだと見せかけて実は二人で生きる未来も予想していましたが、これは無理だと早々に消えました。武士って忠誠心あつすぎました。)

    芹沢様とは違って、私はセイちゃんには沖田さんの子供を守って生きていく終わりを望んでいました。
    (「セイ、武士だよね?生き方全撤回かよ!確かに二人の恋愛重視だけと、沖田が惚れたセイはどこに行ったんだぁ〜!」とおっしゃっていますが、セイの武士の生き方に関しては完全同意なので、あくまでも、沖田さんが、惚れたセイを生かしたいがための我儘で、セイに子供を残す、というのは、個人的にはありだと思っていました。)
    が!
    予想以上に二人の進展が遅くて!遅くて!!
    読んでいて、二人がやっと夫婦になり、ここまで病気が進行してたら、沖田さんの子供は無理だろうなぁ…
    と思っておりました。奇跡とかおきない?せっかくやっと!やっとなのに…!と思っていたら、沖田さんが天に召された44巻。泣きますよね。泣きました。号泣です。お互いが夫婦と認識して一緒にいられたのめっちゃ少ないよ!!!

    こうなったからには、セイちゃんも後追いして一緒に散るが私の中で一番の終わり方かな…
    と、思っていたのですが…!

    あーー、そうきたかぁぁ…って、気持ちでいっぱいでした。

    「セイは死に場所を求めています。沖田の意思はセイを幸せに生かす事です。」
    ほんとうに、完全に同意です。
    だから、沖田さんは土方さんのところへ行かせたんでしょうね。自身が死んだあと、後追いするであろうことは解っていたので。
    セイを生かすために、土方さん、あとはなんとかして、って。
    正直、沖田さん、めちゃくちゃひどいなって、私は思いましたよ(笑)

    「セイを犯そうとして漏れた弱音が絞り出すような「生きてくれ」の一言。これだけでセイが役目を理解し、土方を受け入れたと考えられます。」
    こちらもほぼ同意です。
    役目、が何をさしているのかはっきり察することができなかったので、その辺りはなんとも言えないのですが、
    あくまで個人的な考えですが、セイちゃんは、どうしても生きてほしいと願っていた沖田さんの気持ちを理解してしまったから、土方さんを受け入れ、希望、という名の子供ができるか出来ないか賭けることにしたのかな、と。セイちゃんは、子供ができたら生きよう、できなかったときは後をおう、みたいな、そんな気持ちで受け入れたのかな、って感じました。深読みしすぎかもしれませんが。
    そして、土方さんのところから去るときに、土方さんの言葉で、あの土方さんがおなごのセイを武士として認めてくれたからこそ、誠の侍がいたことを語り継ぎ、最後の武士として生きよう、って、心が決まったのではないかな、と思えました。深読みしすぎかもしれませんが。

    「土方は近藤の死に対し、武士らしく死なせられなかったのを悔いてます。」
    確かにその気持ちもあって、でも、セイに言った「生きてくれ」には、近藤さん、沖田さん、他の仲間達にも、生きてて欲しかった、という思いが心の底にあったのかなって…そんなふうにも私には感じられました。だからこそ、セイにも響いたのかなって。
    「土方は最期まで武士らしく生きた者達がいた事がを残したい。」
    その通りで、セイに子供ができることは、ある意味、土方さんにとっても希望になり得たのかな、そうだといいな、なんて、思いました。

    子供が沖田さんに似てるのは、なんでしょうね?奇跡?(笑)
    いやでも、セイちゃんもくりくりお目めで可愛いから、土方さんにはあまり似ず、髪型を沖田さんっぽくすれば…似てる感じになるのかな?とか、適当なこと考えてました(笑)

    「再会した斎藤さんの「沖田さんに瓜二つじゃないか」と言われるんですが、この台詞「沖田さんとの子供か」でよくね? その後の台詞「良く言われます」との繋がりも悪くないのに。」
    と、おっしゃっておりますが、個人的には沖田さんの子か?と聞かれて、よく言われます=違う、という返事に聞こえるので(セイちゃんとしては、土方さんの子だけど、沖田さんが授かるようにした子、武士の子、としていると思うので)この聞き方で曖昧にしたのはありじゃないでしょうか。
    むしろ、斎藤さんが、病気だったのにまさか?沖田さんと子供を作るような関係になったのか??と、暗に探っているような聞き方にきこえたので、逆に良いなと感じました(笑)

    本当に、本当に、泣きっぱなしの最終回でした。
    私はこの落とし所は理解できた、と、思っております。好ましい最後ではなかったけど、ハッピーエンドでもなかったけど…もやもやが残りますけど…!(笑)

    芹沢様はセイちゃんがヒールになった気が、とおっしゃっていますが、そのあたりが私、全く理解ができません。
    どちらかというと、土方さんがヒールっぽいけど、実は沖田さんがすべて裏で糸を引いていた黒幕…的な感じで、沖田さん本当にひどい!ずるいひとだ!としか思えませんでした…。
    本当に、死なせたくない、生きてて欲しいなら、自分で、自分の手でセイを女の子に戻して、子供を残して、それを希望にしてあげてほしかったです。私は沖田さんに清さは全く求めていなかったし、武士よりも女の子目線で読んでいたからそう思うのかもしれませんが。

    ずっともやもやしていたので、長文のコメント本当にすみません。
    でも、だいたい同じような解釈で読んでいた方がいらっしゃったことがわかって、とても嬉しいです。
    そして、こちらを読んで、最終回、炎上していたことを知りました。全く気付いていませんでした…(笑)
    そうだったんですね。どんな感じで炎上したのか調べてこようと思います(笑)

    すごく今更なのに、(一方的に)語らせてくださりありがとうございました!(拒否権なくてすみませんっ!)

  • 第1話への応援コメント

    はじめまして。
    私も最終回読んでた者です。

    当時はもやもやして、納得いかなくて、今ももやもやしていますが、感想を読ませていただいて、ちょっと納得。

    まさかカクヨムで風光る、を目にするとは思わず、楽しかったです。

    作者からの返信

    ありがとうございます。

    読み手としては複雑ではありました。あの最終回は。

    でも、あの総司には清いままでいて欲しかったのも本心。土方さんに希望を持ったまま散ってもらいたかったのも本心。

    セイ、結果的にはヒールになっちゃった気がしますが、私は嫌いではないかな。

    「風光る」読者がカクヨムにおられ、嬉しく思います。

    編集済