乙女ゲーマー
「どうも、浦島太郎です」
「わたくしは講師の亀でございますが、本日は筆者の心を代弁し、ガチオタ乙女ゲーマーとして振る舞います」
「もはや何でもアリだな」
「昨日、ときめきメモリア〇ガールズサイド第4作のプロモムービーが公開されました。いやぁ、第1作が19年前とは信じられません」
「わざわざ話題に出したってことは、ときメ〇好きなのか?」
「好きは好きですが、改善して欲しい部分も正直多いですね」
「たとえば?」
「ファッション要素です」
「ファッション要素なんてあったっけ?」
「男性向けの元祖にはありません。ガールズサイドで付加された要素です」
「具体的には?」
「バイトしてお金を貯め、彼の趣味に合った服を購入し、デートの際に身につけるという要素ですね。彼の趣味に合わなかったり、季節感がおかしかったり、二度連続で同じ服を着ると好感度が下がります」
「なるほど、着せ替え要素か」
「それ、いりますか? そもそもこっちは、服に興味がないマジオタですよ? 彼の趣味をリサーチして服を決めるとか、そんなウルトラ面倒なことは、現実だけで充分ではありませんか? 何故ゲームでまで!!!」
「俺に文句を言われても……」
「ですが、わたくしは途中で気付きました。二度連続で同じ服を着ても、アクセサリーさえ違えば、好感度判定に影響しないと。ふふん、所詮はゲームよな」
「謎の上から目線」
「とはいえ、公式はファッション要素をウリにしてますし、今回の4作目にもバッチリ引き継がれているので、プレイヤーにはおそらく好評なのでしょうね」
「それで結局、お前は新作を買うのか?」
「べ、別に欲しくないけど、仕方ないから買ってあげるわ!」
「こんなに萌えないツンデレは初めてだ」
「むしろ予約済みなんだからね! Switchも買ったんだから!」
「めちゃめちゃ期待してんじゃねーか」
「以上、亀と浦島の恋愛講座でした。これから毎回こんなノリでいいですか?」
「ダメです」
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