足ドン、股ドン、床ドン
「どうも、浦島太郎です」
「わたくしは講師の亀でございます。今回は壁ドンの派生シリーズについて学習しましょう。まずは足ドンでございます。またの名を股ドンとも呼びますな」
「2つとも耳慣れない言葉だな」
「簡単に説明すると、手の代わりに足でする壁ドンでございますよ。女性の股の後ろの壁、つまり足と足の間を蹴って、男性が威嚇または挑発する行為です。壁ドンより見かける頻度は低いですが、少女漫画でたまに出てくるシチュエーションですな」
「それ、見方によっては暴力じゃないのか? 蹴るのは相手じゃなくて壁だとしても、要は力を見せて脅してるわけだろ?」
「ですが、それを良いと感じる読者も一定数いるようです。もちろん賛否はありますけどね」
「女子の心理はよくわからない……」
「さらに、その先にあるのが床ドンです。これは説明するまでもないでしょう。相手を床に押し倒す行為ですな。壁ドンに比べると、性的なニュアンスが強くなるので、読者によって歓迎する・しないが大きく分かれるところです」
「ちなみに、わざわざ紹介してるってことは、筆者は『〇〇ドン』シリーズが好きなのか?」
「壁ドン◎(やっぱ王道だよね)、股ドン×(攻撃的で怖いから)、床ドン◎(むしろ床になりたい)。筆者の趣味はこうですが、テストに出ないので、覚える必要はありませんぞ」
「わかった、今すぐ忘れるよ」
「そういう浦島殿は、好きな異性の仕草などはないのですか?」
「俺か? そうだな、わざわざ言うほどでもないんだけど小さい頃よく遊んでくれた近所の憧れのお姉さんがいつまでも俺を子ども扱いしてて大人になっても気軽にボディタッチしてくる無警戒な感じとか最高かな(早口)」
「とまあこのように、萌えについて語る時は、つい周囲が見えなくなってしまうものなので気をつけましょうね。以上、亀と浦島の恋愛講座でした」
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