癒やしのひととき

樹(いつき)@作品使用時の作者名明記必須

癒やしのひととき

私の月に一度の楽しみ、それは【犬カフェ】でワンちゃんと時間を過ごす事。

実家では飼っていたけど、今はペットを飼っていなかった私は、この犬カフェに来てたくさんのワンちゃんと遊ぶのが最近のストレス発散方法だ。


「あれ?あの子見た事ないかもっ!」


私が大好きな茶色のトイプードルが元気に遊び回っている。


「うわー😍目がくりっくりでカワイイー🥰」


あの子と是非とも遊びたいと思った私は、おやつで気を引く作戦を実行する事にした。


「ほーら、おやつだよーおいでー。(近くに寄ってきた)ちゃんとお座りできてエライねー。はい。どうぞ(おやつをあげる)おいしい?そっかーヨシヨシ。(犬の毛を触って)わぁーふわふわー。もーなんてカワイイのー😊」


その後も私の足に顔を乗せたり、お腹まで出して甘えてくれて、すっかりこの子に心を奪われていた。


「あっ、そういえばこの子の名前なんて言うんだろう?」

店内に貼ってあった写真と名前を見てみると…

偶然にも私と同じ「はるか」という名前と、この子の里親を募集している事が記されていた。


「この子の里親になれますか?」

私は、スタッフさんにそう伝えていた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

癒やしのひととき 樹(いつき)@作品使用時の作者名明記必須 @ituki505

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ