第73話 NS400Rのこと
NS400Rは、馴染みのバイク屋さんに中古で入ったので・・・。
「乗っていいよ」と・・・。それで、箱根に行ってきた。
90年頃だったかな。
気に入ったら買え。そういう事なので
KR250もそれで買ったのだけど。
上りのタイトコーナーは、軽快軽快。
RZVとは全然違う。ハンドルが切れ込むタイプじゃなくて
50ccみたいにペタペタ寝る。
フルパワー掛けても怖くない。
急な上り、タイトコーナーで
1速全開=>2速。
リーンしながらやると、当然、前輪が浮いたまま曲がる。
どんなバイクでもなる。RZVでもなるけど、あれはアンダーステアが強いし
エンジンが低い位置にあるから、あんまり上がらない。
NS400Rは、割と後ろ寄り、高い位置に重心があるようで
結構、ひょいひょい浮く。
ばいーん・・・、ばいーん・・・。と言う3気筒サウンド。
全然怖くない。NSR250もそうだったけど。
ただ、高速コーナーが続くとちょっと、RZVよりはトルク不足を感じる(のは、仕方ない)。
ただ、速度はそんなにRZVと変わらない。
コーナーはRZVより全然速い。
レーサーっぽいなぁ、と思う。
速い。けど・・・なにか、一味足りない。
素直でいいんだけど。
(YZF-R6もそう。なので、買ったけどすぐ売っちゃった(^^)。)
人間でもそうだけど、素直で、ソツの無い人。
面白みが、ない(笑)。ビジネスパートナーにはいい。
ちょっと変わってて、でも、いい奴で。
そういう奴の方が友達は、面白い。
そうそう、このお話に出てくるU原くんもそう。
彼は、「ほのぼの高校」に出てくるハルクである(笑)。
面白くて、いい奴だ。
箱根の、あまり人がこない狭いヒルクライム・ロードの頂上で
のんびり、そんなことを考えていたり。
タイヤを見ると、特に無理をしているようには見えない。
下り。これも、全然怖くない。
軽い。
前から滑る感じがしないので、アクセルを開けて行ける。
少し多めに減速して、アクセル開けて回る感じ。
ばいーん・・・ばい、ばい・・・・ばばばば・・・・。
・・・でも、3気筒ってなんか、音がね(笑)。
音は2気筒かな。
RZVは2×2なので、音は2気筒である。
ふぁん、ふぁん・・・かかかか・・・・かーん・・・。
音はYZRだ(笑)。気分だけね。
バイクは気分が大事。
なので、NSは買わず(笑)。このバイク屋さんでは、いろんなバイクを
このパターンで乗った。中には、家にしばらく置いてあったものもある。
バイク屋さんの置き場所がなく「預かって」と言う事で(^^)。
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