第14話

かくれんぼ? あの子供の遊びのか? あんまりやった事が無いんだよな。ましてや大人になった今では、


アキラ「かくれんぼ? 僕が異世界で隠れればいいのか?」


神「う〜ん、それでもいいんだけど、異世界に君を転送するのが僕の役目だろ? だからすぐに君を見つけてしまった場合、不正を疑うじゃないか?」


アキラ「確かに、送る側は位置を把握してるからな。お互いの為に止めておくか。」


神「そうだね。それじゃあ、君がオニをしてくれ。」


アキラ「わかった、それで僕がお前を見つけたら勝ちでいいんだな?」


神「ん? いや、僕は行かないよ?」


アキラ「は? どういう事だ?」


神「僕が隠れる側でも不正を疑うかもしれないじゃないか? 例え、君の無能の所為で見つけられなかったとしても。」


アキラ「じゃあ、どうやって勝負するんだよ!?」


神「僕は代理人を立てるよ。」


こいつはどこまで舐め腐っているんだ。

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